先日あるイベントで出展していた仏具屋さんに並んでいたお花。
とても色鮮やかで生花のようだがそうではない。。。
でも造花でもない。。。
これはプリザーブドフラワーと呼ばれるもので、特殊な技法により生花の美しさをそのままにして、長時間保存できるようにしたものです。
保存状態が良ければ生花の美しさを保ったまま10年持つものもあるとか。
ではなぜ仏具屋さんが?
このお花をお仏壇や骨堂にお供えするためだそうです。
なるほど、骨堂のように毎日手を合わせることができなくても、きれいなお花は絶やしたくない…
そんな心に応えるということでですね。
もちろん美しさはそのままとはいえ生きているわけではないですが、
生花<プリザーブドフラワー<造花
といった構図でしょうか。
お参りに行ったときは生花に代えてお参り。
そして帰る時にはまたプリザーブドフラワーへ。
ただしひとつ注意を!!
見た目が生花と変わりませんからお骨堂を片付ける際に捨てられる恐れも…
管理には十分注意しましょう(笑)
さすがにきれいなお花をお仏壇から絶やさないというのは経済的にも厳しいでしょうから、このようなお花をお供えするのも悪くはないかもしれませんね。
プリザーブドフラワー自体はやや高価ですが、生花を絶やさずにするよりはまったく比になりません。
もちろん、お参りする方の気持ちの問題ですが、これから、こんな供花が増えてくるかもししれませんね。