新しい主治医に代わって

とんとん拍子にすすみ

胃カメラをした結果ステントを入れることが決まり

3日後には十二指腸ステント手術になりました。


終了後、先生からの説明がありました。

先生の顔がすごく申し訳そうな感じなので

予期せぬことがあったんだな、、、

と思いました。


ステントは入らなかったと…

癌の影響で十二指腸が上に持ち上げられていてまがっている。

だからできなかったって。

しばらく言葉がでなかった、、、

だけどすぐに先生ができなかったけど

胃と腸をつなぐバイパス手術をしようと思いますと。

とにかく早く食べれるようにさせてあげたいから。

はやく食べれるようになって化学治療を再開させたいからって。

手術待ちがあるけど

外科と麻酔科に連絡をするので少し時間をくださいと言われました。

そして、3日後に時間は未定だけどバイパス手術をすることが決まりました。

そこから外科の先生に主治医がいったん変わると言われて

どんな先生なのかなと思っていたら

どうやら主治医とは同期みたいな感じで話がすごく伝わっていて母のメンタルが弱い部分まで細やかに伝わっていました。

手術はいっぱいで待ってたら時間があくから

予定されている手術が終わったあとに僕がやるからって。食べれないのに手術待ってたってよくなることはないんだから、大丈夫早くやってしまって連休前には退院しようねって。

だけど食べれなかったり顔色悪かったら退院は伸びるからね。って。だけど飽きるくらい毎日顔をみにくるから僕もしんどいときや調子いいなとかわかってくるから、外科に入院してるときは自分になんでもいってくれていいからね、内科にまた戻ったら難しくなるからいまのうちにね、アハハって笑いながら先生は帰っていきました。

外科の主治医はとにかく明るくて笑い入れながら気持ちを和ませてくれるタイプ。

不安が一気に飛びました。

大丈夫だ、この先生なら。

母の気持ちを考えながら安心させながら

いつも話をしてくれる先生たち。

今までの治療に対してのモヤモヤが

今はありません。

先生が言うのならそうなんだと

初めて信頼できるようになりました。


主治医が変わったら全部がスムーズになっていく。


だからみんなセカンドオピニオンをとるんだなって

意味がわかりました。


今の主治医は前の主治医を指導する立場の人。

若い先生はダメとかは全然思わないんだけど

やっぱり経験の長さは大きいのかもって思う。

あのまま主治医が変わらなかったら

母はバイパス手術にはならなかったと思うし

どんどん麻薬が増えていくことしかできなかったと思います。