平成29年9月4日、カルボプラチン+パクリタキセル2クール目は外来化学療法室にて行った。朝、旦那くんはおじいさんに病院に送ってもらって、夕方私が迎えに行くというスタイル。
仕事中に旦那くんから、朝の採血で腫瘍マーカーが下がっていて、レントゲンでも腫瘍が小さくなってた
と、嬉しいLINEあり
もうドキドキが止まらなかった
あのLINEを見たときの嬉しさは絶対に忘れないと思う





10月11日、3クール目を終了して2週間経過。腫瘍マーカーが3.7まで下がり、かつ9月中旬のCTでは原発の腫瘍の縮小と胸水が減っているのが確認できていた

「もしかして、効果ある人達の中に入れたのかなぁ
」なんて明るいことを思えていたのもここまで…


4クール目が終わってからしばらく経った10月30日、
かなり期待しながら撮ったCTで、腫瘍が全然小さくなっていないことが判明
再び衝撃波をくらった感じ
結局6クール投与して、12月7日の腫瘍マーカーは5.4。じわりじわり上がり始めていた
。どうやら耐性ができてしまったみたい




10月頃より、主治医からは診察に行く度にレンバチニブの治験に参加するかどうかの意思確認をされていた。でも治験というものをよく知らなかったし、私達ど田舎の人間にしたら、東京は大都会
全然気持ちが追い付かないまま、毎回主治医に「どうする?」と聞かれても決めかねていた。主治医は胸腺癌の治験はなかなか行われないし、保険で使える薬もないから…と言って、治験に参加して欲しそうだったけど、必ず効くとは限らないし、子供や仕事といった日々の日常生活のことを考えると決断できなかった。東京のがん研まで行かなくても、関西とかの病院でもできそうだから参加する意思があるなら問い合わせてみるって言ってもらったけど、山陰の人間にしたら関西も都会だし、通うのもなかなか大変。やっぱり決断できなかった。そうこうしているうちに主治医より、「募集が締め切られました…」と
。


選択肢がひとつ消えた…
こうなると不思議なもので、逃した魚はでかく感じられた
