木曽駒ケ岳~縦走の試み | 本と山とOTな生活~ときめきはスパイス~

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書く人になりたいミドサー院生作業療法士の日常。
いろいろこじらせてます。
でも毎日一生懸命生きてるから、たぶん、絶対、うまいことなる。

1か月半前に多忙とストレスで持病悪化からのメンタルも悪化し、縦走決行3週間前に仕事を1週間休んだ人の登山記録🏔

 

山小屋2泊準備

これが55Lリュックの中に入っていて背負ってみたら激重かった

 

ダイヤグリーン計画していたルート

1日目

"モデルコース"

菅の台バスセンター(バス30分)→しらび平駅(ロープウェイ7分30秒)→千畳敷駅→宝剣山荘→木曽駒ケ岳→宝剣山荘(泊)

 

2日目

(できるわけないやろと気付くのはこうやって地図に起こしてルートを計算してからである)

 

3日目

駒峰ヒュッテ→駒ヶ根スキー場駐車場へひたすら下山

(これもだいぶあやしいだって3日目)

 

 

ダイヤオレンジ実際の旅程(ハイシーズン平日)

22時最寄り駅出発

1日目

翌2:00恵那峡SAで車中泊 ~明るい、暑い、音うるさい~

5:30起床 

トイレで着替えと洗面

車で化粧

コンビニで朝食購入、食べる

7:00くらい出発

8:15菅の台バスセンター到着(駐車料金1日800円・トイレ有)

8:45発のバスにギリギリ乗れる・車内キチキチ!

↓(ロープウェイの乗り換えもうまく行く)

9:30 千畳敷駅

このへんは遊歩道でいろんな人がお散歩している

登山装備ある人だけここから登ってねの表示に従って宝剣山荘を目指す

病み上がりの体で確かめるようにゆっくりのぼり、11:45くらいに乗越浄土到着

すぐに宝剣山荘到着

荷物を降ろして前のベンチで刺すような陽をたっぷり浴びながら昼ご飯

13:00に出発し、木曽駒ケ岳目指す

振り返って

道中右手に見えた景色

中岳を経由

一回少し降りてまた登る

14:00 着いた!

私は寝不足がたたってしんどくもうお部屋で仮眠

友達は元気に宝剣山、伊那前の散策 

宝剣山荘 1泊2食付き 個室で13000円/人

・宿泊者はトイレ無料(汲み取り式)、給水無料

・歯磨きok

・あったかいおふとん、毛布

・コンセントなし

・乾燥スペースが1階食堂の奥にあり、下着とかじゃなければハンガー借りてかけられる

・おみやげの雷鳥グッズがかわいい

・ソフトクリームは14:00まで

・翌朝6:30から50分くらいトイレ洗面お掃除のため使えなくなるので朝食後激込み注意

 

2日目

4:40 起床、少し羽織ってサンダルで外へ出る

5:00 日の出

反対側の雲海もきれい

朝食5:30

今日も白米を少しおかわり

あったかいお味噌汁とお米うれしい

6:00 宝剣山荘出発

雷鳥がぶんぶん飛び交ってた!初めて見られて感動

晴れてると下山開始時からロープウェイ駅が見えてる

一番向こう側に見える白い独立峰が富士山(!!)

すごい👏

 

この時から、足がガクガクし、うーん調子よくないな、このまま今日10時間はきついかも、、と

ロープウェイ駅前へ着くころには本気でここでもう降りたほうがいいんじゃなかろうかと悩むほど

1時間近くかかって降りてるし

 

7:30 千畳敷駅発

相談していけるところまで行こうということに

(千畳敷駅のトイレ 唯一の水洗トイレなので有効活用)

後から来る人に抜かされまくって1時間ほどで極楽平へ到着

頭が痛くなってきたので

・食べる酸素

・ロキソニン

・喘息悪化予防のためアドエア吸入

などヤク漬けに…☠

 

ここで時間的・へなちょこbody的に駒峰ヒュッテへはもう辿りつけんだろとなり、宿キャンセルを判断

濁沢大峰まで行って引き返そうということに

この美しさといったらもうなんというか、息を漏らさずにはおれない

少しひんやりとした澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込む

日本の山は美しい

これだからアルプス登山は来たくなってしまうんだよ

島田娘からも雲とガスの融合技がきれい

 

このずっとずっと先まで今日は進むはずだった

 

11時 今日はここまで

 

来た道を引き返す

薬のおかげか、朝一よりのぼりもくだりもしっかり動けた

 

12:00 極楽平で昼ご飯を食べて、

14:00の千畳敷駅発のロープウェイに乗り、

15:00くらいから近くの"こまくさの湯"で風呂に入り、

 

SAに寄ったりしながら6時間以上かけて帰還

もともと行く前から今回はもしかして無理かもしれん…と弱音を吐いていたくらいの病み上がりbodyには

山小屋二泊はタフであきらめざるを得なかった

 

付き合ってくれた友達にはとても感謝

予約でいっぱいだったみたいで泊まりたかった人もいたのに

ハイシーズンに当日キャンセルほんまにごめんなさい

 

四角オレンジ今回の教訓 ~道行くおじさまたちからの情報も踏まえて~

・駒峰ヒュッテ、木曽殿山荘は周りにテントをはれず、しかも少人数のため人気 山開きと同時に予約望ましい

・このふたつの山小屋には「なんでもある(宿泊経験のあるおじさま曰く)」ということなので食料問題は金で解決可

・というわけで服はどうしてもの際の1セットだけ替えとして持っていく 日ごとの着替えまじで別にいらん

・食料も要らん、行動食は大目に二重丸(輪切り塩レモンがやっぱり一番欲しくなる、米を補う干し芋も今回よかった)

・重いので水は2L

・そういうわけで単独登山でなければザック30Lに入れられるくらいの量で調整!!

・荷物多いとまじで動けん

・充電器はしっかり必要

・事前のルート、時間配分、急登ぐあい確認絶対必要

・初心者は今回のルートの場合、駒峰ではなく木曽殿山荘宿泊が無難

・初日から元気に動けるように、またしっかりと装備など準備ができるように夜間の移動の日はその日仕事一日休む(今回は出発前にゼミが入り、盆前の忙しさがあり、一切仮眠できず車中泊も寝られずオワテタ)

・普段からやっておく体づくり;階段自宅まで上る、30分ジョギング(できれば坂道込み)、カーフレイズ、股関節内外旋の筋トレ、腸腰筋・大腿四頭筋のストレッチ・筋トレ、足底筋アクティベートのための片足・軸をつくるヨガ

・定期的に近隣登山!!!(一番大事説)

・アルプスは手袋要、ストック2本いるかな

 

 

膝が痛くなるとか腸腰筋が痛くなるとか今回はなかったので、

日頃のちまちましたヨガや体幹トレ、有酸素運動などが功を奏したところもあると思うけれど、

やっぱり筋力も筋持久力も足りんかった

 

来年は、

1日目 千畳敷ホテルへ宿泊

2日目 日の出を見てすぐ出発、木曽殿山荘へ

3日目 空木岳を経由して下山

 

この計画でいきます!!

1年がんばる拍手気づきキラキラ