東日本大震災から
今日で3年になりました。
日差しに少しずつ
春の柔らかさが感じられるようになると、
あの日のことを思い出します。
私の経験は、
昨年2013年3月11日のブログに。
http://ameblo.jp/chiho123-blog/entry-11488537155.html
昨日、3月10日の
朝日新聞「天声人語」に
こんな文章が載っていました。
岩手県の高校教師で
東日本大震災を体験した方の
エッセーの一部。
「ここ被災地では、私達は三月を愛さないし、
三月もまた私達を愛さない。
……二月の後が、
すぐに四月であったならと思う。」
“震災を風化させない”という言葉に
ほんの少しの違和感を覚えた今日。
3年では“風化”なんてするはずもない。
大切なご家族や友人、同僚を
震災で亡くされた方々は、
この日を忘れたことなど
1日たりともなかったでしょう。
むしろ、思い出したくないほどの悲しみに、
今も押しつぶされそうになりながら
生きている人たちがいることを、
このエッセーのくだりを目にして
あらためて思い知らされました。
経験した人にしかわかりえない気持ち。
でも、最大限に想像力を働かせて、
思いをともにしていきたい。
14時46分、静かに祈りました。