『ルワンダの涙』、観てきました。
普通の映画館では上映期間は終わっていますが、
札幌にある「蠍座」というミニシアターは、
それはもう、映画好きにはたまらないラインナップで、
少し前の映画を上映してくれているのです。
しかも、1本800円、2本観ても1200円という親切価格
ありがたいです。
20世紀最大の悲劇といわれる「ルワンダの大虐殺」。
『ルワンダの涙』は、取材のため当時虐殺の現場に居合わせた
イギリスBBCの記者の体験をもとに作られました。
以前、『ホテル・ルワンダ』を観たときは、事実に驚き、
目を覆い、考えさせられました。
この『ルワンダの涙』では、怒りや悲しみのなかにも、
人を思いやる心や人間の尊さに涙がでてきます。
いま、大学院でアフリカの研究をしている友人、
永谷裕香 ちゃんのブログで以前目にした記述。
「グローバリゼーションの問題は
強いものがゲームのルールを決めてしまうことだ」
この言葉が、映画の最後に、なぜか心に浮かんできました。