米子駅の改修が始まりました。
私が米子市政から離れている間に米子市とJR西日本の間に「契約」は結ばれて、阻止することは出来ませんでした。
「米子駅南北自由通路等整備事業に伴う橋上化及び自由通路工事等」の基本協定の概要です。
〇自由通路は市の所有施設(補償金の約30億はこれのため)
〇簡易橋上駅舎はJR西日本の所有施設
施設の自然災害による補修修復は、常識であれば所有者が負うものであるが、この協定書ではJR西日本の所有である施設の簡易橋上駅も米子市が責任を負うことになっています。
この補修修復については、どれほどの費用負担になるのか未知数です。
この契約はやはり、所有者の責任に直すべきものである。
この事業等を行うことにより米子市のお財布事情(中期財政見通し)による公共工事(投資的経費)等についてはまたブログにまとめたうえで公表していきます。
行政が1企業のビルに対して責任を負う、元々が現在の駅舎が耐震基準に満たないことが原因であり、JR西日本の責任において耐震工事を行うべきことであり、行政が1企業に補償をするということ自体がおかしな構図である。
この大きな公共工事が地元の発展につながるものとなるのであればよいが、工事の大部分がダイテツ(大阪)が行い、地元企業への波及はほとんどないものであり、都市計画も未熟なまま経済効果が見えていないことも付け加えておきます。