こんばんは。

豊明市議会議員

堀内ちほ です。


今日、二村台1区での
認知症予防サロン
『カフェ・ひまわり』では、
『にじいろ会』の
坂田栄子さんと旦那様に
お越し頂きました。


『にじいろ会』とは、
ある日突然、交通事故によって
大切なご家族を亡くされたご遺族と、
そのお仲間で立ち上げられた会です。


その活動は、
交通事故をなくしたい!
誰もが加害者にも、
被害者にもならないために…


その強い思いを持った
『坂田紗愛理(さえり)』さんのご両親が、
紗愛理(さえり)さんが、
生前の趣味にされていた
クラフトテープを使い、
なんとか交通事故撲滅への、
活動は出来ないか…と、
悲しみの中、
かわいいストラップを作られたのです。


紗愛理(さえり)さんのご両親が
1つ1つに願いを込めて、
手作りをされた
『さえりんのストラップ』を
私が初めて目にしたのは、
知立市役所へ視察に行かせて頂いた時、
知立市役所の受付でした。


『おひとつ、どうぞ』と、
職員さんに言われ、頂きました。


そして、その数ヶ月後…
またも『さえりんのストラップ』を
知人より頂いたのです。
ご縁を感じ、ネットで、
にじいろ会を検索してみると…


そこには20歳という若さの
『坂田紗愛理(さえり)』さんが、
理不尽な交通事故で、
命を落とされた内容が書かれていました。


紗愛理(さえり)さんは、
2019年6月4日、
お昼ごはんを食べに行こうと、
国道23号線、上重原インター出口下の
155号線との大きな交差点で、


自転車で青信号を横断中に
10トン トラックの左折に巻き込まれ、
自転車ごと押し倒され…
トラックの下敷きとなり…
天に召されました。


交通事故では、命を奪われても、
加害者に『殺意』がなければ、
加害者は、交通刑務所に入ることもなく、
『普通』に生活が出来るのだそうです。


あまりにも理不尽過ぎる…
そして、
あまりにも理不尽すぎる司法のもと、
遺族の大半は、
悔しくても泣き寝入りをするしかないのが、
今の日本なのだそうです。


私は、紗愛理(さえり)さんの
お母様(さえママ)と、
お父様(さえパパ)と、
お会いして、お話をさせて頂き、
感銘を受けました。


そして、微力ながら
何かのお役に立ちたい!と思い、
ストラップ作りのお手伝いを
させて頂けることとなりました。


今、豊明市では、
・豊明市役所、
・社会福祉協議会、
・商工会議所の3か所に、
『さえりんのストラップ』が
設置されています。


                                             私の右側が、『さえママ』。
                             『さえママ』の後ろが『さえパパ』。


今日は、2度目のストラップ作り。
1度目の時に、参加されていない方も
いらっしゃったので、
再度、
『にじいろ会』の主旨をお話して頂き、
みんなで、ストラップ作りをしました。


みんな真剣です。


本当は、クラフトテープから、
『花編み』が出来るといいのですが、
チーム豊明のメンバーは、
他市のボランティアさんより年齢が高くて…


失敗してもいけないので、
ボンド付けから、袋詰めまで…と、
出来る作業を任されています。


でも、今日、
チーム豊明に、『花編み』が出来る
心強い助っ人(写真左側)が
来て下さったのです💕


これからも、豊明市からも、
交通事故死を無くす発信を
して行きたいと思います。


久々に、95歳のババちゃん登場!
ババちゃん…
あまり役には立ちませんが、
お口は達者なので、
にじいろ会の『マスコットガール』に
させて頂いたのだそうです。
(ババちゃんの自称…)


新しいパンフレットには、
私たちの写真も、
掲載して下さっていました🎵


車を運転される方、
どうか…加害者にも、
被害者にもならないで下さい。


歩行者の方は、
どうか…横断歩道の青信号を
過信しないで下さい。
左右を確認して、
安全に渡って下さい。


それが、
心優しい紗愛理(さえり)さんからの
願いでもあるはずなのです。