今日(1月31日)、
午前9時30分より
豊明市議会では、


鈴木ともかず議員
服部りゅういち議員
いとうひろし議員
3人の政治倫理審査会が開かれました。


9時30分からは、
鈴木議員、
服部議員の
常任委員会視察中、
昼食時の飲酒について。


服部議員は、約4時間後、
豊明市に帰ってきて、
市役所から自宅まで、
車を運転をした事について。


鈴木議員、続いて服部議員への
措置の必要性と、
豊明市議会議員政治倫理条例
どの部分に相当するのかについての
審議がされました。


会派ごとに代表が、
1人会派は個々に意見を述べた後、
処分が決まりました。


鈴木議員については、
政治倫理条例第9条
第7項
(1)議長による口頭注意
に賛成多数で決まりました。


服部龍一議員については、
政治倫理条例第9条
第7項
(3)一定期間の議会出席の自粛勧告
に賛成多数で決まりました。

一定期間は7日間。
3月定例月議会の初日2月26日から、
土曜日・日曜日を含む7日間。


今回の政治倫理審査会では、
鈴木議員は、
視察中、昼食時に
ビール大瓶1本の半分を
服部議員と飲酒をされたことが
問題となりましたが…
前回の事情聴取の際、
誘われて、
飲んでも良いのかの確認をされ、
飲んでしまったことの反省。
謝罪をされる姿にも、
猛省されている様子が
ヒシヒシと伝わってきました。


私は、政治倫理条例第9条
第7項
(1)議長による口頭注意
としました。


服部議員は、
鈴木議員と共に視察中の昼食時の飲酒
飲酒後、約4時間後に、
車の運転 (飲酒運転?)をしたこと
については…


普通に考えれば、
公費を使っての公務中(視察)の飲酒は、
あり得ないと思いますが、
視察は終了していました。
認識のズレの違いによる結果かも…


ここまでなら、
鈴木議員と同じですが、
服部議員は、
飲酒約4時間後に
車の運転をされている…
私は、
この行為に対して許せませんでした。
もしも、事故を起こしていたら?
尊い命が犠牲になっていたかもしれません。


でも、政治倫理審査会は、
感情論で審議することはできません。
有識者の見解から、
『飲酒運転』とは言い切れない…と。


この件が新聞に掲載されてから今まで、
多くの市民の方々から、
結果についてを聞かれていました。


政治倫理審査会が開かれていなかったので、
お話することがありませんでした。


これからは、
市民の皆さまから説明を求められたら、
審査の結果と、
私が判断をした根拠等を
話さなければいけません。


迷いました。
悩みました。
ギリギリの時間まで迷って、迷って…


感情論は抜き、
結論にて判断をして、
私は、
政治倫理条例第9条
第7項
(3)一定期間の議会出席の自粛勧告
としました。


11時からは、
いとう議員の
視察中の宿泊ホテルの禁煙ルームで
喫煙された内容について行われました。


いとうひろし議員については、
政治倫理審査会で審査をすることの
『適否』が諮られましたが、
審査に値しない、適さない、
との意見が多数で、
わずか数分で閉会となりました。


私は、『適』としました。
個人で宿泊されていたなら、
民と民の問題かと思いますが、
公費で行っている
公務の宿泊であるならば、
議会に関わることと考えました。
審査請求が提出されているならば、
審査はするべきとも思いました。
委員長という立場、
ホテルの営業に影響があった点からも、
きちんと審査をし、終了をする…
これが市民の皆さまが、
望まれることなのでは?


いとう議員は、
いつも携帯灰皿を使用され、
マナーを守った喫煙をされていました。
優しい性格の方なので、
煙草を吸わない周りにも
配慮をした吸い方をしてくれていました。


人に裁きを下すことは…
本当に辛いことです。


昔の『介錯人』は、
こんな気持ちだったのでしょうか…?
一刻もすぐに楽にしてあげたい…
そんな気持ちで
辛い仕事をされたのだろう…
と思うのです。