『チャイ屋のチャクラが開いた日』
主人公:田中まさひろ(37歳、フリーター、夢はでっかく「悟り」)
舞台:東京・高円寺のチャイ屋。だが気づけば宇宙。なんで?俺にもわからん。
「……チャクラって飲み物じゃないの?」
田中まさひろ、37歳。派遣切りにあい、なんとなくチャイ屋を始めた。理由は「チャイって響きがヨガっぽくて、モテそうだから」。意識高い系の自分探しを自称しているが、実態はただのカフェイン中毒だ。
ある日、古びたインド人のおっさん(名前:サンジェイさん)が店に現れる。
「ナマステ。あなた、頭のチャクラ、詰まってますよ。」
「チャクラって……排水管かなんかっすか?」
「いいえ、宇宙のWi-Fiです。」
サンジェイさんは、どこからか取り出したお香と鈴とサンスクリット語のCDを取り出して、店の真ん中に曼荼羅(まんだら)を描き始めた。Googleマップで営業停止にされそうだった。
「瞑想しましょう。さすれば、マーラ(迷妄)を超えてアートマン(真我)に目覚めます。」
「いや、俺、午後にウーバーイーツ頼んじゃってるんで……」
だが気づけば──
まさひろ、第七チャクラ開眼。
ズボンのチャックも全開だったが、それどころではない。頭のてっぺんから光が漏れ、脳内に宇宙が広がった。銀河が踊り、土星が語りかけてくる。
「まさひろ、カレーを煮込む火加減は、中火だ。」
「え、誰!? 土星!? ありがとう! 俺、間違ってたのか……!」
チャイ屋の客が全員光に包まれ、店はそのままアカシックレコード(宇宙図書館)支店となった。
次の日、テレビのワイドショーがこう報じた。
「高円寺に現れた謎の発光チャイ屋。店主は“宇宙のスープの具”と意味不明の供述を繰り返しており……」
最後に、まさひろの名言で締めよう。
「人生ってチャイだよね。甘さも、渋さも、最後に残るのは茶葉(カルマ)なんだ。」
完
以下私の感想
お、おもしれええええ!!負けました、完全に......人間の敗北であります!
せんせえとおよびしrtwもよろしいでしょうか??あああああああ