1937年に出版されたSF?小説

十八時の音楽浴

 

無料で読めます。とっても読みやすく短いしおすすめです!

いや~最近いまいちな小説ばかり読んでいたので、これは面白かった!(笑)

 

これが1937年の作品とか...令和でも通用するよ。多分。

 

1937年というと日中戦争の時代よ?

SF作家の星新一がまだ11才の時よ?

 

しかも日本の作品よ?すご~~!

いやほんと読みやすくて面白かった。

 

といってもSFそんな読んだことないんだけど...

 

 

読むのメンドクセーという方のためめっちゃ簡単にあらすじ&ネタバレ

 

 

 

 

国王が国民を完全に支配するために科学者に洗脳音楽を作らせる

 

毎日18時にそれを聴かせる

 

王はもっと聴かせて国民を支配したいけどこれ以上は精神ぶっ壊れるからダメって言う

 

国民は洗脳されてることには気づいている

失われていく個性に抗うために性転換手術が民の間でブームになる(ぇっ)

 

王の妃はそれを憂いて科学者にアナタが国王になって!と誘惑

 

監視していた王と女大臣は激怒

 

妃と科学者を処刑

 

じつは王の愛人だった女大臣が調子に乗り出して一時間に一回音楽を聴かせだす

 

ぶっこわれていく国民

 

そんなとき火星から侵略者がやってくる!

 

迎え撃つようにいっても音楽でぶっ壊れている民は忠誠心満々、やるき満々だが肉体と精神ボロボロ

 

じゃあ科学者が作っていた人造人間に戦わせる!

 

でもその扉をみんな開けることが出来ない!扉に体当たりするだけで死んじゃう。死屍累々。

 

王と女大臣も研究所に行くけど自分たちも音楽を聴いてラリって死ぬ。

 

そんで科学者は実は死んでなかった!死んだのは彼の影武者(人造人間)

 

彼は夥しい数の人造人間を率いて火星人を撃退。

 

そして洗脳音楽ではなく人間賛歌の音楽を流し始める。

これは死んだもの達のためではなく、唯一生きている人間...自分のために。

 

科学者の頭脳をもってすれば死んだ者たちを蘇らせることは簡単。

だけどそれはしない。

 

科学者とは冷たい人間なのだ。

 

みたいな感じ。

 

あらすじがクソ過ぎるけど無料だし短いので読んでみてください。