ダイエット目的で格闘技を始めた人が、プロになってチャンピオンになることもあるように
その世界に足を踏み入れるのに高尚な目的なんて、必須では無く
サーダナだって始める動機はなんでもいいと思うのですが…人を殺すシッディを得るためとかはマズい感じだが…
続けているうちに動機が純化されてくるというか、なんというか…
ちょっとだけそんなことを感じた。
話は少しそれますが、以前チベットのタンカ職人の養成学校みたいなところで元暴走族の青年が学んでいたの。
その青年は「元暴走族の自分に仏をえがく資格などあるのか」と苦悩するのですが(養成学校での成績は優秀)、
多くの仲間たちと学んでいくうちに、
最後に彼が「私はこれから、善い人間になっていけばいいのです」
と語っていたのが今でも印象に残っている。
あとチベットにも暴走族っているんだ…と思った…