年々季節感を感じなくなっている私…
あれか、まだ熱帯夜になってないからか?
夜は涼しくて良いね。

と、いうわけで

百人一首に何句「夏」を詠んだ歌があるか調べてみましたよ。

さっさと結果を述べますと、

100句あるうちの、たったの4句です。

各季節を調べてみると

春8句
夏4句
秋20句
冬5句

と、圧倒的に秋が多いです。

ちなみに恋歌は43句

っはー…
今も昔もやれ愛だの恋だのさみしいだの何だのと歌っていたのですかね?

というより藤原定家さんのチョイスなんだが。。。


さて、夏に話を戻しまして
ジャンル関係無しに、この歌を覚えている人は多そう。

春過ぎて 夏来きけらし 白妙の 
衣ほすてふ 天の香具山

春も終わってもう夏かー
香具山にあんなにたくさん真っ白な着物が干されているしな

初夏やん

これとは逆に、「もう秋な感じだけどまだ夏なんやなー」って言ってるのが、

風そよぐ ならの小川の 夕ぐれは
みそぎぞ夏の しるしなりける

私が好きな句は

夏の夜は まだ宵ながら明けぬるを
雲のいづこに 月やどるらむ

夏の夜はまだ宵だと思ってたのに明けてしまったが
月は雲のどのあたりに宿をとっているのだろう

可愛い(っ´ω`c)
夜更かししてるとエッもう空が明るくなってきた(つд`)ってなるんだよなぁ
私の心情を歌ったものですね(違)

あとは、ほととぎすってやつです

たしか、ほで始まる上の句はコレだけだったから、
読み手が「ほ…」と言ったら、ただありあけの…をさっさと探すんだ!!


夏は暑いだの蝉が騒いでいるだの食欲が失せるだのといった歌があると思ったのにぃ……