生かされている幸せ

江原啓之さんのラジオ『おと語り』が始まります～

今夜は名古屋にいるため、インターネットのラジコで聞きます～便利

そして、名古屋の紅葉の名所・香嵐渓にいってきました




香嵐渓までの道のり、通っていた母校や、大学時代の友人との懐かしい思い出に浸りました



アルバイトを３件掛け持ち、それ以外の時間はとにかく友人と遊び、勉強はそれなりに…。毎日そんな生活。

そして、思い出にふけっていると、ふと、大学時代に私の人生に刻まれ、考え方をも変えたエピソードが蘇りました

親戚のおばさんと母と三人でお茶していたら、おばさんが私に、
『女の子は大学なんて行かないでいいのに。勉強なんてしないし、遊びに行くようなものでしょ。学費が高いからもったいないわよ』

返答に困る私を気にすることなく母が言いました。


『いいのよ。遊んだら。私は行ってみたかったけど行けなかったし、遊びにだってなんだって行きたいなら行かせればいいの』

母は中学卒業と同時に鹿児島から名古屋に一人で出てきて、働きながら定時制に通い、看護師になりました。お金もなく、大学はもちろん、成人式で晴れ着も着れなかったと聞いたことがあります。

看護師という、体力的にも精神的にも大変な仕事を続けてきたのは、
子供に好きなことを好きなだけさせるため。
私がやりたいことは何でもやらせてもらえたのは、そんな母の想いがあったのだと、思いました。
遊んでいたことも、勉強ができなかったことも、知ってたはず。でも何も言わなかった母。
それまで自分一人で大きくなったような気でいた自分を恥ずかしく思いました。

『生かされている』

初めて知った瞬間でした。

そして、せっかくもらった命を、今まで私を生かしてくれた多くの人のために使わなくては、
と思った瞬間でもあります。

今年も、私の大好きな赤や黄色に色付いた紅葉の絶景を眺めながら、
147センチしかない小さな体で今も看護師として生死の現場の第一線で働き続ける母への敬意と感謝を改めて噛み締め、母だけでなく、たくさんの方々に生かしてもらっているとことへ感謝をしながら、胸を張って生きていくことを心に誓うのでした

皆様の毎日が、この紅葉のように素敵に彩られられますことを心から願って

松田ちひろ



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TOKYO FM/FM OSAKA にて関東・関西で放送中！
毎週日曜・22：00-22：25
※視聴の仕方
①お車やご自宅のラジオ
○TOKYO FM・・東京 80.0MHz 青梅 83.6MHz 八王子 80.5MH