2023年になりました。

新年おめでとうございます。

今年も皆様の上に豊かな恵みがありますように(*^-^*)

 

 

おせち料理に欠かせないかまぼこ。

その板は楽しくて奥の深いあそびになるのです。

 

2019年1月1日の過去ブログ「かまぼこおとし」に遊びかたを紹介していますので、参考にして下さい(^o^)

 

 

以前どこかでお伝えした時に「積み木でもいいですか?」と訊かれました。

「いいと思いますよ」と答えましたが、その後積み木で実際にやってみるとかまぼこ板より少し重く、落とした時に足に当たると危ないかもしれないと思いました。

やはりかまぼこ板のあの「適度な軽さ」がいいように思っています。

 

 

「かまぼこおとし」と呼び名はあとから付けられたそうで、その昔は『かわらおとし』といって屋根瓦の破片を使って遊んでいたとのことです。

かまぼこおとしの本を書かれた田中邦子先生は子どもの頃夕方薄暗くなったのも忘れるほど夢中でかわらおとしをやっていたそうで「何としても伝えたいあそびのひとつ」だったと記しておられます。

しかし近年は子ども達の生活圏にはなく、代用品としてやっとたどり着いたのがかまぼこ板だったとのことです。

現代の子どものためにあの楽しさを伝えたいと、あれもこれもといろんなもので試してみたのでしょう。執念と言えるほど情熱が感じられます。

体の柔軟性・集中力・頭、手足、首、胴体の連動性などの健全発達が見込まれ、田中先生も「学童のあそびとして、うってつけです」と言われています。

 

 

今は亡き田中先生。数年前に京都でのおもちゃばこフォーラムでお出会いし、一泊の宿泊の会での限られた時間でしたが、竹がえし・お手玉・ゴムとびそしてかまぼこおとしを、みっちり教えていただきました。

なんと貴重な時間だったことか。。。

 

 

かまぼこおとし

道具は手に入りやすく、心身の可動域をうんと拡げられます。

多くの人にその楽しさを理解してもらい、後世に残せるよう伝えていきたいと思っています。

 

 

 

兵庫県まちの子育てひろばアドバイザー

木村ちひろ

080-5702-7983