前回のブログ「2022年10月の予定♪」でも一部書きましたが、もう少し報告いたします。
令和4年9月25日加古川海洋文化センターの研修室をお借りして、コロナ後初の伝承あそび倶楽部を実施させていただきました。
私はなかなかパットマン(手早く手際よく)でできない性質なので告知もぎりぎりでしたが、
子どもさん30名おとなのかた26名、たくさんのかたにご来場いただきました\(^o^)/
今回はボランティアさん5名《感謝です‼》。
そのうち2名は小学生女児さん《小2・小4》‼
用意したおもちゃは、だるまおとし・なげこま・手指で回すこま・けん玉・あやとり・お手玉・花あわせ・トランプなど。。
へびごまはやっぱり人気!鉄製のへびがにょろにょろと動きます。科学おもちゃですね。
さかさごまも不思議。回すとさかさになります。こまの丸みがミソなんでしょうね。こちらは物理おもちゃと言えそう。
UFOこま(かあちゃんごま)・飛び出しごまなど、難易度高めのこまも用意。参加のかたに見てもらおうとやってみましたが、今回はなかなかうまくいきませんでしたm(_ _)m
でも、カンタンだったらすぐに飽きてしまいます。少し難しいくらいが「またやってみよう!」という気持ちにさせてくれますよ。…といいように考えましょう(^-^;
UFOこまは巻いたひもを強く引き、遠心力が働いて5つの小さな円筒こまがしばらく出てこないのです。少し待つとひとつ、ふたつ…と出てきます。
だるまおとしも意外と苦戦します。円筒状の胴体のまん真ん中をねらってトンカチでカーン‼とたたくのですが、たたく箇所・力加減・思い切りが必要ですね。
※たたきとばした円筒が誰かに当たらないよう、たたく方向にお気をつけて下さい。
分解すると5つの胴体になるところを、はじめは2~3つからおこなうと成功しやすいかもしれません。
伝承のものではないですが、かたつむりレース・幼児さん向けの樹脂おもちゃ・シフォン布あそびなども楽しんでいただきました。
布あそびでは赤ちゃんをだっこされているママさんと上のお子さんと一緒にわらべうたで
♪上から下からおおかぜこい こいこいこい
と唄いながら布を上下に。唄の終わりに空中に放り投げます。滞空時間が長く、空中にふわぁりと(*^^*)
何度か楽しんだ次に、その布をくしゃくしゃと手の中におさめて
♪にぎりぱっちり たてよこひよこ ぴよぴよぴよ…
手を開くとクリームのようにもこもこふんわり。
不思議な布ですね♪
ボランティアの小2女児さんも一緒にやってくれました。何人かでおこなうと楽しくなりますね!
ある参加の女児さんが「ハンカチバナナ~」と言って、用意したハンカチで作って見せてくれました。
この女児さんは以前から伝承あそびを楽しんでくれていて「器用だなあ」と常々思っていたのですが、このハンカチバナナを見せてくれたことは「小さい頃からまわりのかたに伝承のあそびを教えてもらってるからかな」と確信に近く思いました。
小さい頃からの経験値は本当に重要だと思います。
ボランティアの小4女児さんは大人の参加者さんにけん玉のやりかたをお伝えしてくれました。
《子どもが大人に教える》
って、すごいことではないでしょうか⁉
《人に教える》ということは簡単なようで難しいです。理解してもらうには言葉を選ばなければなりません。子ども時代にそのような体験をするのは、とっても貴重ですね‼
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最近は児童公園に行っても子どもを見かけなかったり、普段仲良しの子とは習い事などで遊ぶ約束が難しかったりします。
家族で公園に行っても「自分たちだけ。。」ということもあります。
友達を誘わず家族だけの来場であっても『知らない人だけど同じ会場に居て遊びを楽しんでいる』という環境は、楽しい空気を産み出し、ワクワクさせてくれるように思います。
そしてその空気は「初対面だけど話しかけてみようかな?」という思いを引き出してくれるのでは。ちょこっと勇気が要りますが、気軽に話しかけてみてはいかがでしょう。友達の輪が広がると思いますよ♪
伝承あそびを活用する交流は、想像以上によきものを与えてくれるなぁとあらためて感動する一日となりました。
また遊びに来て下さいね\(^o^)/
兵庫県まちの子育てひろばアドバイザー
木村ちひろ
お問合せ:080-5702-7983