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前のエントリーを書いてから、命について考えていた…。
ここからは少し個人的なことを書かせていただきますが、ご容赦願います。


偉そうなことを言ってても、私だって死を選びそうになったことがないわけじゃない。少なくとも2度ある…。一つは最近で、3年ほど前のこと。人間関係の難しさに落ち込んで、自分の存在する意味が解らず悩んでいたとき…。
この時は今も大好きで大切な彼にblogのコメントで励まされて思いとどまった。ありがとう…貴方のお陰で生きています。今度は私が貴方を支えるから…守らせてね。
いけない、話がズレてしまった…
軌道修正


でも、今まで生きてきた中で1番辛かったのはこの時じゃない。


今の私しか知らない人には信じられないかもしれないけれど、小さい頃はいじめられっ子だった。
小学校高学年から中学卒業までは地獄の毎日。いじめっ子の男子から逃れたくて中学は女子校に入ったのに、結果は同じ。かえって陰湿になったいじめが待ち構えていた…。
中学3年の時は特に酷くてクラスの中でたった一人、孤立してしまった。
毎日毎日、消えてなくなりたい…と思いながら1学期をやり過ごし迎えた夏休みのある日、私の目は何気なくつけたテレビで放映されていた一編の映画にくぎづけになった。

『折り鶴』

確か、こんなタイトルだったと記憶しているが、子供向けのいわゆる教育映画で、扱っているのは原爆と被爆者の悲劇。この映画の主人公、『禎子(さだこ)ちゃん』との出会いが私を助けてくれた…。2才で被爆して、12才で命を閉じなくてはならなかった彼女の無念の思いが、私に生き抜く力を与えてくれたのだと信じている。
ちなみに、その後もいじめは止まなかったけど中学の卒業式にとった『皆勤賞』は今もちょっとした自信である。


皆さんは広島の平和祈念公園に
『原爆の子』の像
があるのをご存じかと思う。(添付写メ1枚め)でも、ドーム型の塔?の上に立っている折り鶴を天に掲げた少女の像(写メ2枚め)のモデルが禎子ちゃんだということと、そして何故、少女が折り鶴を掲げているのかを知っている人はどれだけいるのだろうか…。



『佐々木禎子』ちゃん…12才で白血病を発症した少女は、病院のベッドの上で、いつか家族の待つ家に帰る日を夢みて折り鶴を作り続けた。千羽折ったら願いが叶うと信じて…。
結局、願いは叶わなかったけれど、禎子ちゃんの折り鶴(写メ3枚め)は時を超え、今も世界中を飛び回って平和の意味を問い掛けている。


そんな禎子ちゃんの思いを綴った歌があるのを知ったのは最近のことだった。
シャンソン歌手のクミコさんが唄う、

『INORI~祈り~』

と言う曲。作詞は、GOD BREATH
作曲は佐々木祐滋さん。禎子ちゃんの甥にあたる祐滋さんはインディーズロックバンドのヴォーカルで、作詞に名を連ねているのは彼のバンドである。
クミコさんが情感をこめて唄うこの曲は、なんの罪もないのに、愚かな戦争によって命を失わなくてはならなかった少女の心の叫び。何度聴いても、その度に涙が止まらない。
あれから半世紀以上過ぎた今でも、世界のどこかに起こっている戦争。そして、犠牲を強いられる無力な子供たち。私は、今、この曲に世界中に平和を訴える反戦歌になって欲しいと思ってやまない。


追伸
祐滋さんがメジャーデビューされるとのこと、きのう御本人のblogで知りました。
曲は、もちろん、
『INORI』です。
7月21日、ソニーミュージックレコードより発売。
皆さん、よろしく!