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自殺者のニュースが未だに後を絶たない。辛い出来事があったのかも知れないけれど、自殺する勇気があるのなら、なぜ生きて行く勇気を持てないのだろう…。こんなことを言うと『死者を鞭打つのか…』とか、冒涜だとか言われそうだけれど、キリスト教…特にカトリックでは、自殺は罪とされているし、ひと呼吸おいて考えてみて欲しい。この世界には無意味な諍いや戦争で、或いは不治の病で、どんなに生きたいと願っても命の期限を切られてしまうのを余儀なくされる人達がいるのだということを…。



添付した写メは、私の協力しているJIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)というボランティア団体が今年のバレンタインに行ったチョコ募金のチョコレート4缶のうちの一つ。かわいいイラストを描いたのは、サブリーンと言うイラクの少女です。彼女はもうこの世にいません。イラク戦争の遺した負の遺産、劣化ウランの影響で目のガンを患い、片目は失明。うっすらと残る視力でこのイラストを描きあげたそうです。結局、彼女はパッケージが完成するのを見ずに亡くなってしまったのですが、この団体の代表者である医師の鎌田實先生にこんなことを言っていたそうです。

『私は助からなくても、私の描いた絵(をパッケージにしたチョコレート)で、同じ病気で苦しんでいる他の子供達が助かるなら、それでいい…』と。


14才の彼女自身、もっと生きたいと思っていたに違いない。どんな思いでこの言葉に行き着いたのか…考えたら胸が詰まってきます。


だから…簡単に死を選んでしまうことがあってはいけない。死を選ぶ勇気があるのなら、生きて行く…生き続ける勇気を持って欲しいと心から思うんです。

押し付けがましいかも知れないけれど。


後編に続く…