B1・船橋習志野台
千葉J72-83仙台
台湾で激戦を制した千葉Jは、ムーニーがベンチ入りも出場できず、
さらにスティフィンズも体調不良でロスター外となり、
外国籍はマッツのみ、ブラウンを加えてもインサイドでのディスアドバンテージを背負うことに。
1Qは仙台が先行、千葉Jが追う流れの中、マッツが攻撃で千葉Jを牽引。
終盤にリードを奪うと富樫も3Pで続き、4点リードで2Qへ向かう。
一時は9点差をつけた千葉Jだが、仙台に速攻から得点を許すと次第に攻撃のペースが落ちる。
ターンオーバーも重なり仙台に逆転を許し、残り1分を切って荒尾にアンスポ、マッツにはテクニカルファウルと、
フラストレーションの溜まる判定が続く嫌なムードが漂う。
それでも仙台のリードは3点、千葉Jはなんとか勝負圏内でハーフタイムを迎える。
仕切り直しの3Q、仙台は相手ターンオーバーからの速攻やアリウープで一歩抜け出し、
中盤でこの試合最大の12点リードを奪うことに成功する。
それでも千葉Jはメンバーを頻繁に変えながら反撃の機会を伺い、
金近の3Pなどで4点差まで戻してラスト10分へ突入する。
4Q最初のプレーで西村が3Pを決めて1点差とした千葉Jに対し、
仙台はトーマスの連続得点と阿部のand1で千葉Jの反撃ムードを食い止める。
インサイド不足の中奮闘したマッツとブラウンに疲労の色が見えると、
リバウンドで苦戦していた千葉Jはさらなる苦境に立たされることに。
再び二桁点差に乗せた仙台は、失点してもすかさず取り返しリードを保ち、
粘る千葉Jを振り切りアウェイで大きな白星を手に入れた。