震災から12年、ワールドカップから3年半 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。


2011年3月11日。
東日本広域で発生した地震、直後の津波。
JR山田線鵜住居駅近くの学校も津波に飲み込まれ、
付近一帯は甚大な被害を受けた。
その後、学校は高台に移転した。
長期運休となった山田線はJR単独での復旧を断念、三陸鉄道に移管された。
学校の跡地には、2019年開催のラグビーワールドカップに向けて、
スタジアムが建設されることになった。


ワールドカップでは予選プールの2試合が開催されることになっていた。
しかし、2試合目のナミビア対カナダの開催前夜、台風が直撃。
釜石市内では浸水が発生、三陸鉄道も各所で寸断され、
試合は中止となってしまった。

それから3年半。
ようやく、釜石で観戦するチャンスがやってきた。
本来なら釜石のホーム4連戦の3戦目だったが、
日野レッドドルフィンズの辞退によりレギュラーリーグの最終戦に。
強い風の吹くスタジアムに、早い時間から多数のサポーターが集まった。
さあ、ラグビーの街・釜石を楽しもう。