元に戻るまで、あともう少し | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。

未知の感染症は日常を奪い、スポーツは無観客開催に追い込まれた。
結局優勝クラブが決まることなく、公式戦は終了。

次のシーズン、チケットは座席の半分しか販売されなかった。
先行販売で買えないとジ・エンド。
場内で声を出せないのはともかく、飲食もできないのは辛かった。
クラブは貴重な収入源を絶たれることになった。

やがて飲食販売が解禁され、アリーナごとに特色ある食事を楽しめるようになった。
チケットも席詰め100パーセントでの販売に戻った。
残りは、ブースターの声援。
ようやく部分的ながら、声を出しての応援が戻ってくる。
試合進行中の連続しての声援は引き続き禁止だが、単発のコールはマスク着用で可能に。
これからチケット発売となる3月開催試合から、全面声出しが可能となる。

ホームクラブを後押しして、アウェイクラブにはプレッシャーをかける、そんな「当たり前」が戻るまで、あと少し。