船橋習志野台・B1
千葉J77-92広島
1Qは広島のディフェンスが光った。
前からはプレス、ダブルチームで千葉Jの攻撃を遅らせ、
ゴール下ではペイントアタックを許さずタフな3Pに追い込む。
「打たされる」格好となった千葉Jのショットは決まらず、
逆に広島が余裕を持った攻撃を展開してリードを広げる。
千葉Jは開始2分でタイムアウト、選手も代えて打開を図るが、
1Qの得点は僅か5と停滞し13点ビハインドを背負ってしまう。
これで広島には楽な展開かと思われたが、2Q4分で5ファウルに。
ディフェンスが緩くなったところから千葉Jのインサイドアタックが決まりだし、
少しずつ点差が詰まっていくように。
残り1分で2点差まで戻された広島には嫌な流れとなるが、
ラストプレーでブザービート3Pを辻が決めて5点差に広げたところで前半終了。
3Q開始から広島は連続3Pで再び二桁点差に広げると、
千葉Jは焦りからか攻撃を急いでミスからボールロスト、
悪い流れは守備にも波及して、広島の攻撃に自由を与えてしまう。
ムーニーが4ファウルになったことで広島はインサイドで得点を重ね、
10分で28点を稼ぎ19点の大差をつけて4Qへ。
広島は2Qと同じ徹は踏まず、千葉Jの反撃を許さずリードを守っていく。
要所で3Pを決めて流れを千葉Jに渡すことなく、Bリーグでは対千葉J初勝利となった。
一度はカムバックした千葉Jだったが、3Qの失速を巻き返すだけの余力はなく、
対渋谷以来となる90失点で連勝は4でストップ。