琉球94-85島根
ジャンプボールを制した島根のファーストプレー。
ショットクロックぎりぎりで決めた安藤の3Pが、島根の導火線に火をつけた。
早いパス回しからオープンの3Pを次々と仕留め、
1Qから3P7本成功の大爆発を見せる。
琉球は今村が奮闘を見せて1Qから10点を稼ぐも、
島根の攻撃を止められず大きなビハインドを背負う展開に。
この苦境を途中出場の並里が変える。
3P、さらにスティールからの速攻で締めて13点ビハインドに戻して1Q終了。
2Qに巻き返したい琉球だが、オフェンスリバウンドを確保できず苦戦。
セカンドチャンスポイントを稼げず、逆に島根にリバウンドから走られる流れに。
しかし島根も1Q程の得点の伸びはなく、琉球が2点詰めて島根11点リードで前半を折り返す。
3Qを今村の3Pでスタートした琉球は一時一桁点差に戻すも、
ビュフォードの3Pから一気に畳み掛けた島根が再び15点差に突き放す。
これで意気消沈したかに見えた琉球だったが、驚異的なカムバックを見せる。
インサイドでダーラムがペイントアタックを決めれば、
岸本がクロックぎりぎりでタフショットを沈め猛反撃。
さらに島根は3Q残り2分、ウイリアムスを5ファウルで失ってしまう。
琉球が一時逆転も島根が同点として3Q終了、勝負は残り10分、運命の4Qへ。
再三リードチェンジを繰り返す中、並里や岸本の3Pが決まった琉球が抜け出すも、
島根もビュフォードやトラビスの奮闘で食らいつく。
ところが残り4分34秒、島根ボールスローインの際に、
スロワー以外全員フロントコートに上がってしまい5秒オーバータイムを取られてしまった。
直後、琉球はエバンスがオフェンスリバウンドからねじ込み、
さらにダーラムもセカンドチャンスポイントを決めて8点差に広げた。
島根もターンオーバーを誘っての連続ポイントで迫るが、
その勢いを削ぐように岸本の3Pが決まって勝負あり。
最大21点差を跳ね返した琉球、地元の後押しを受けてまず1勝、
東京体育館行きにリーチをかけた。