試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。


船橋習志野台・B1
千葉73-71渋谷
最初のプレーで関野が3Pを決めた渋谷だったが、
ペイント内へのアタックができず外一辺倒の攻撃を強いられる。
これがなかなか決まらず、その間に千葉が11点連取、開始5分で渋谷はタイムアウト。
この苦境をジョーンズが打開する。
タイムアウト明けにようやくペイントアタックを決めると、
今度は連続で3Pを決めて、なんと一人で8点を連取して追いつく。
1Qはラストプレーでエドワーズが3Pを決めた千葉が4点リードで制すると、
2Qはベンチメンバーが果敢なディフェンスでエナジーをもたらしリードを広げる。
負けるとCS消滅の渋谷も食らいつき、前半は千葉8点リードで折り返す。
優勝へ一気に決めたい千葉は3Q中盤に最大13点差をつけるが、
渋谷はジョーンズだけでなく渡辺のand1、ハレルソンの3Pで追い上げ開始。
1分を切って3点差まで詰めると、残り2秒でのルースボール争いで千葉は富樫が手を傷めるアクシデント。
リードは守ったものの、千葉には暗雲立ち込める中での4Qとなった。
富樫が一度ロッカーに退き、千葉は大倉をポイントガードを据えてスタートした4Q。
ベンドラメのスティールから田渡が決めて渋谷が逆転すると、
千葉は治療を終えた富樫が再びコートイン。
ここから試合は何度もリードチェンジする、じりじりした展開に。
この時点で刈谷での三河対川崎では川崎が勝利、
千葉は地区優勝、渋谷は逆転CS進出へ勝利が絶対条件となった。
そして残り14秒、千葉1点リードで千葉ボール。
千葉は富樫に託し、渋谷は田渡が密着マーク。
この1on1で富樫が放った3Pは、綺麗なアーチを描いてリングを通過。
これで4点差、絶体絶命の渋谷は次のプレーでベンドラメが3ショットファウルを獲得、望みをつなぐ。
ベンドラメは2本決めて2点差、3本目を意図的に外して自らリバウンドを確保するが、
3Pを狙ってライン際へ移動した際に足がラインを踏んでしまいターンオーバー。
これで渋谷はファウルゲームに移行するが、千葉はスミスが2ショットを決めて再び4点差。
諦めない渋谷はジョーンズが3Pのリバウンドをタップして2点差とするが、
このショットが決まり止まった時計は残り0.1秒。
これでファウルゲームもできなくなった渋谷は万策尽きて、
千葉がスローインのボールをキープしてタイムアップ。
激闘の末に千葉が東地区優勝を果たし、
渋谷はあと一歩まで迫ったCSがこぼれ落ちシーズンエンドとなった。