得たものと犠牲にしたもの | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。


ACL常連となるまで大きくなったG大阪が、悲願の専用スタジアムを求めて取った手段は「寄付」。
スポンサー企業はもとより、サポーター個人レベルでも少額の寄付金を詰みあげた。
その結果、万博記念公園の南側、アメフト専用フィールドの隣接地に4万人収容、全席屋根付きの専用スタジアムを建設。
竣工後に吹田市に譲渡する形で、固定資産税のかからない民設公営のスタジアムとなった。
このスタジアム、一つだけ万博記念競技場に劣るとしたら、アクセス面か。
モノレール公園東口駅前だった競技場に対し、新スタジアムは万博記念公園駅から徒歩15分。
しかもその道中には長い階段があるノンバリアフリールート。
車椅子利用の場合だと、公園東口で下車して競技場前から徒歩、こちらのほうが若干近いらしい。
モノレール車内からだと近くに見えるスタジアムが、
いざ万博記念公園駅から前述のルートだと、エキスポシティを迂回する形になるのでなかなか見えてこない。
ようやく見えたと思ったら、今度は公園の駐車場を迂回するので、意外と時間を要した。
そんなこんなで階段に体力を消耗するも、中に入れば快適。
横なぐりの雨でもなければ、ほとんどの席は雨具不要だろう。
あとはG大阪が、再びアジアの舞台に復帰できる道筋を掴めるか、その一点だ。