船橋習志野台・B1
千葉88-75群馬
インサイドではムーニーが天皇杯決勝での負傷で長期離脱。
アウトサイドでは原が前節対北海道での反スポーツ行為で2試合の出場停止処分。
主力二人を欠く千葉は明らかに高さで不利な局面を迎えることに。
しかし蓋をあけてみると、1Qでリードを広げたのは千葉だった。
最初の攻撃で赤穂が3Pを決めると、積極的に外から狙ってこれが面白いように決まる。
実に7本の3Pを決めた千葉が優位に進めるも、
落ち着きを取り戻した群馬も山崎やジョーンズが対抗し点差を詰めて、
取り合いとなった1Qは千葉5点リードで終了することに。
2Q序盤は激しい守備の前に互いに攻めあぐねる時間が続く。
群馬が追い上げに入ると、流れを断つように千葉は富樫が3Pを決めてリードを譲らない。
前半だけで9分の5、高確率で3Pを決めた富樫が攻撃を牽引して千葉12点リードで折り返す。
3Qは一転、群馬が7点連取で5点差に詰めるとここから接戦に。
一時は千葉が突き放すも、群馬はキーナンの連続得点で3点差に迫り千葉にタイムアウトを請求させる。
さらに群馬はキーナンがFT2ショット獲得で1点差に迫るチャンスも、ここで2本とも失敗して追い上げならず。
千葉5点リードで4Qを迎えると、ここまで原に代わり奮闘を見せた赤穂が5ファウルアウト、
さらにダンカンも4ファウルで千葉は大きなピンチに。
しかし群馬は5点ビハインドの場面、千葉のショット成功直後のファウルで攻撃権を与えてしまうと、
チェンバースが5ファウルアウトとなってしまいその後のFTも決められて一気に9点差に。
粘りを見せるも残り2分、富樫のディープスリーが決まった千葉が二桁リードに乗せて激戦にケリをつけた。
千葉はリーグ戦7連勝で東地区首位を死守、
群馬は千葉出身選手3名が船橋凱旋も「恩返し」とはならず。