試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。


千葉・パシフィックリーグ公式戦
マリーンズ12-5ファイターズ
気迫のヘッドスライディングが、導火線に火をつける合図だった。
初回のマリーンズ、先頭の福田秀がファウルで粘り、最後はバットを折られながらも内野安打。
中村奨、マーティンの連続安打で1点を先制すると、安田も安打で続き4連打。
これで無死満塁とすると、井上の犠牲フライで追加点を奪う。
ファイターズは初先発の北浦、これで一死を取って落ち着きを取り戻したい場面だったが、
マリーンズは清田の二塁打、さらに菅野の内野安打に悪送球も絡んで都合5得点。
北浦は犠牲フライによる一死だけで無念のノックアウトとなった。
緊急登板となった西村が2裏を三者凡退に抑えて打線の反撃を待つが、
3裏にマリーンズ打線が再び大爆発。
一死一、二塁のチャンスに田村がレフトへ2号スリーランを放ちリードをさらに広げると、
走者のなくなった二死から満塁と再びチャンスを作り、
安田がレフト線へ走者一掃の二塁打でこの回6点。
序盤3回にして打者一巡のイニング2度、9番藤岡以外の8選手が得点を記録、
11点リードのワンサイドゲームになってしまった。
ようやく4表にファイターズは近藤、中田、大田の三連打で1点を返すが、
なお続いた無死一、二塁のチャンスをものにできない。
マリーンズ先発の石川に対し安打は出るものの、
あと一本の出ないファイターズ打線の反撃は6表。
4表同様に近藤の安打をきっかけに、清宮、大田の連打でまず1点。
さらに杉谷の三塁打、横尾の内野ゴロでこの回4点を奪うが、
走者がいなくなってからさらにチャンス拡大とはならず。
チーム安打数は13で同数も、獲得した四死球がマリーンズ7に対しファイターズ0。
この差がスコアに現れ、マリーンズの連勝となった。