試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。


船橋習志野台・B1
千葉86ー82北海道
序盤はなかなかフィールドゴールの決まらない重たい展開。
小野のポストアップから活路を見出だした千葉が徐々に流れをつかみ、まず1Qで8点のリードを奪う。
北海道は1Q終盤に登場の折茂が流れを引き寄せる。
2Q頭にスティールを狙った相手の動きを交わしてスリーポイントを決めて、反撃の狼煙を上げる。
千葉は2ファウルとなったダンカンがベンチへ下がると、リバウンド争いで後手に回り攻撃が停滞。
この間に北海道が追い上げ、逆転に成功するが千葉も離されることなく1点差の攻防が続く。
結局両軍ともに突き放すことはできず、前半は同点での折り返しとなった。
3Q開始2分、千葉が早くも4ファウルに。
これで北海道が一気に攻勢に出て、ディフェンスの甘くなった千葉からリードを奪う。
攻めてはバスケットカウントスリーポイント、守ってはターンオーバー誘発から速攻と千葉のお株を奪うプレー。
一時は二桁ビハインドを背負った千葉は、ラストプレーで富樫がブザービーターを決めて8点差に戻して4Qへ。
千葉が追い上げれば北海道が突き放し、5点差前後で推移した4Q中盤。
残り5分、小野のスリーポイントで1点差に詰め寄りオフィシャルタイムアウトに入る。
再開直後、北海道はトラソリーニの連続ポイントで6点差に広げるが、
千葉も西村のスリーポイントとダンカンのインサイドでついに逆転。
直後にミークスのショットで北海道が逆転、さらにスティールから突き放すチャンスも、
ここで千葉が24秒ヴァイオレーションを誘発、守り切って最後のタイムアウトを請求する。
残り1分を切って1点ビハインド、千葉は富樫の1on1に賭けてのアタック。
この痺れる場面で富樫が逆転のスリーポイント、今度は北海道がタイムアウト。
2点差を追ってのラストアタック、北海道はゴール下の争いでミークスとトラソリーニが合計4回オフェンスリバウンドを確保して粘る。
5回目のショットをパーカーがブロック、ようやく千葉がディフェンスリバウンド確保すると、
ファウルゲームに出たミークスが5ファウルで退場となり、北海道は後がなくなる。
それでもこの時点で千葉のリードは2点、フリースローを外せば僅かにチャンスが残る場面、
千葉はパーカーが1本目を成功して3点差、続く2本目を外すも、ダンカンがリバウンド確保に成功、
これに絡んだ市岡がアンスポを取られてついに万事休す。
Bリーグ4シーズン目、北海道の対千葉戦初勝利は、残り1分で手元からすり抜けた。
内容は北海道も結果は千葉、千葉は反省材料いっぱいの4連勝。