試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。


日本平・J1SEC30
清水1ー2磐田
50回目のダービーは、5分にまさかの展開を見せる。
磐田はルキアンがロングボールに反応して抜け出し、清水守備陣の対応が遅れる。
ペナルティアーク内でファンソッコがルキアンを倒し、得点機会阻止で一発退場。
一人少なくなった清水は前線のドゥトラを下げて、最終ラインに立田を投入して対応するが、
予期せぬ出場となった立田はすんなり試合に入れない。
数的有利で攻め立てる磐田も、ソッコ退場直後のFKチャンスを逃すと、
再三ゴール前で決定的な場面を迎えるもシュート精度が悪すぎて清水を助けてしまう。
それでも39分、混戦から藤川がシュートを決めた磐田が先制に成功。
前線がドウグラス一人の清水は少ないカウンターチャンスに賭けるしかなく、攻めの形を作れず前半終了。
50分、またもまさかの展開が。
清水が敵陣深く入ってスローイン、ここで二見が十八番のロングスロー。
競りあったボールを磐田大井がクリア失敗、オウンゴールとなって清水が追いつく。
息を吹き返した清水は中盤の連動性が良くなり、CKからゴールへ迫る。
とは言え一人多い磐田、ボールの支配では圧倒的に上回り、チャンスの数では前半に続き優勢を保つ。
そして決着は86分、次第に脚の止まってきた清水が磐田の猛攻を跳ね返すも、
アダイウトンがスピードで勝り決勝ゴールをゲット。
数的不利を背負いながら耐えてきた清水もここで力尽き、日本平にはホームサポーターのブーイングがこだました。