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カシマ・J1SEC34
鹿島0―0鳥栖
鹿島は引き分け以上でACL、鳥栖は引き分け以上でJ1残留。
とは言え、どちらも勝利でスッキリ決めたいリーグ最終戦。
まず攻め込んだのは鳥栖だった。
開始直後から出足良く前へ前への姿勢を見せて、セカンドボールをことごとく回収、鹿島陣内での攻撃を続けて再三ゴール前へ迫る。
鹿島はピンチの連続もGKクォンスンテのファインセーブでしのぐと、ようやく20分過ぎから「らしい」形での攻撃を見せるように。
しかし前半は決定的な枠へのシュートもなく、比較的淡々と45分が経過してスコアレスで終了する。
後半もアタッキングサードから先へ突入する場面はなかなか増えず、
ニュートラルゾーンでの激しい奪いあいが展開される消耗戦の様相に。
引き分け上等の鳥栖は守ってカウンターの姿勢をよりはっきりさせ、その分鹿島がゴール前へ侵入する回数が増えていく。
しかしセットプレーでは小笠原のキックが精度悪く味方に会わず、85分の鈴木の決定的なヘッドは枠の外へ。
結局、鳥栖は徹底して守り抜きミッションコンプリート、自力で残留を確定。
鳥栖ゴールを割れずに終わった鹿島は、引き分けた広島を上回ることはできず3位で終了した。
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