試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。



日本平・SEC30
清水2―0広島
開始から優位に立ったのは清水。
鋭い出足で敵陣でボールを奪取、前を向いてゴールへ迫る。
19分、清水は金子がアタッキングサードでボールを奪うと、もらった白崎が粘りCKを獲得。
キッカーの石毛がグラウンダーでゴール前へ入れると、フリーの北川がダイレクトで先制ゴールを決めた。
追いかける広島は30分、抜け出した工藤が正面からシュート。
しかしこれはGK六反のスーパーセーブに阻まれて同点ならず。
清水はその後、クリスランが接触プレーで傷んで退場、鄭大世との交代を余儀なくされる。
ここから広島が押し込む時間が続くが、清水は集中を切らさず守り抜き前半を終了する。
後半、清水の追加点は47分。
北川がゴール前で相手を引き付けてパスを出すと、走り込んできた鄭大世が流し込む。
チームを勢いつける復帰後初ゴールで、リードを2点に広げた。
逆転優勝へ負けるわけにいかない広島は、前がかりの攻撃で残り時間の大半を敵陣で攻め続ける。
しかし今日の清水は自陣では徹底して守り抜き、奪ったら速攻と広島に反撃の糸口を与えない。
ゴールに迫っても人数をかけた網に引っ掛かり、決定的なシュートも六反のセーブが立ちはだかり空砲に。
3点目こそ奪えずも、守り抜いた清水が完封勝利で残留へ王手。
広島はナイターの川崎にプレッシャーをかけたかったが、優勝が遠のく痛い黒星を喫した。