試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。



千葉・パシフィックリーグ公式戦
マリーンズ1―3イーグルス
2裏先頭の鈴木が右中間を破る二塁打でお膳立てすると、大歓声の中福浦の第一打席。
ライトへ弾き返した打球は先制のタイムリーとなり、通算1997安打が刻まれた。
イーグルスの反撃は4表、島内、ウィーラーの連打で無死一、三塁とすると、銀次の犠牲フライでまず同点。
さらに内田がレフトへ7号ツーランを叩き込み、一気に試合をひっくり返した。
序盤に球数を要した涌井、岸の両先発は失点イニング以外は要所を抑えて7回を投げ抜く。
突き放すチャンスはあったが追加点を奪えないイーグルス、連打の出ないマリーンズ。
気づけば2点差のまま9裏、福浦の第四打席は二死一塁、一発同点の場面に場内の歓声も最高潮に達するが、
松井が三振に抑えて試合終了、満員のファンに応えることはできずマリーンズは連敗を喫した。
そして松井はこの試合のセーブで通算100セーブ、序盤の不調から二軍落ち、中継ぎ転換と辛酸を舐めたがようやくの記録達成となった。