試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。



所沢・パシフィックリーグ公式戦
ライオンズ11―5ホークス
思わぬ形で試合が動く。
初回のライオンズは一死無走者で源田が三振も、暴投で振り逃げとなり出塁。
浅村の三塁前へのゴロは高いバウンドが幸いして内野安打、山川は死球で満塁のチャンス。
続く栗山の打席でホークス先発千賀が痛恨の暴投、これで先制点を貰ったライオンズは栗山の二塁打でさらに2点を追加、3点のリードを奪う。
ホークスは2表先頭グラシアルの6号ソロで1点を返し、千賀も2裏以降は立ち直り打線の援護を待つ。
そして5表、松田、上林の連打から二死二、三塁のチャンスに今宮のタイムリー。
三塁から生還の上林に続いて二塁から甲斐も本塁突入するが、金子侑のバックホームに同点は阻止されてしまった。
1点差に迫られたライオンズは5裏、守備で見せた金子侑が二塁打でチャンスメイクすると、一死一、三塁から浅村が27号スリーランをレフトへ打ち込み突き放すと、
明らかに動揺している千賀から山川もバックトゥバックとなる39号をセンターへ、結局千賀は5回もたず7失点で無念のKOとなった。
一方ライオンズ先発の郭は6表先頭の中村晃に四球を与えて降板も、5回2失点と十分すぎる内容。
勝利投手の権利を持って、ブルペン陣に後を託した。
その6表、ホークスは代打川島のタイムリーで1点を返し4点差に追い上げるも、ライオンズはその裏に源田のタイムリーですかさず突き放す。
さらに秋山が意表をつく三盗を決めると、ホークス四番手五十嵐の暴投で生還。
取られたらそれ以上に取り返す山賊打線が、機動力も発揮してこの日最大6点差に広げた。
8裏には山川が、ついに大台到達の40号ツーランで仕上げたライオンズが、首位攻防第一ラウンドに完勝。
9表に川島、上林のソロ2発で意地を見せたホークスだったが、追い上げた直後の失点を跳ね返すには遅かった。