試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。


所沢・パシフィックリーグ公式戦
ライオンズ7x―6バファローズ
(延長10回)
今シーズン、対バファローズ5戦5勝のライオンズ先発多和田にバファローズ打線が初回から猛攻を仕掛ける。
無死二、三塁で中島の二ゴロを浅村が本塁へ悪送球する間に2点を先制すると、伏見、白崎の連続タイムリーで4点リード。
さらに一死二、三塁から安達にも2点タイムリーが出て、気づけば6点先制のビッグイニングとなった。
いきなり大差を追いかける展開となったライオンズは2裏、外崎の15号ソロで1点を返して反撃の狼煙を上げると、
続く3裏にはメヒアの9号ソロ、ライオンズは得意の一発攻勢で追い上げる。
その間に多和田は完全に立ち直り、2表から5表までの4イニング連続で三者凡退。
4表には源田のナイスプレー三連発もあり、ビハインドながら流れは次第にライオンズへ。
すると6裏、ライオンズは山川の32号ツーランで2点差に詰め寄り、バファローズ先発のアルバースをKO。
バファローズは比嘉、山田がライオンズの反撃をしのいで8表に二死一、三塁と久々のチャンスをつかむが、追加点は奪えず。
その裏、ライオンズはバファローズ四番手山本から相手失策と暴投で一死二塁のチャンスに、森の二塁打で1点を返すと、
なお二死二塁の場面で中村があわやフェンスオーバーの二塁打を放ち、ついに6点差を跳ね返し同点に追いついた。
9回では決着つかず、試合は延長突入。
10表のバファローズは先頭の武田がヒットで出塁すると小田が送りバントも、捕手への小飛球となり代走の小島も飛び出して戻れず併殺。
結果三人で終了して無得点に終わると、その裏ライオンズは先頭の浅村が三塁ゴロも、一塁の白崎が送球を掴めず落球。
ヘッドスライディングで飛び込んだ浅村は一度はアウトの判定もセーフとなり、出塁する。
続く山川は三塁ゴロ併殺崩れでこちらも一塁へヘッドスライディング、バファローズからリクエストも判定変わらず一塁に残る。
そして一死一塁、森の打球は左中間を真っ二つ。
一塁から山川が巨体を揺らしながら激走、必死の形相で頭から本塁へ突っ込み、ライオンズの大逆転サヨナラ勝ちとなった。
バファローズは山本が連日のリリーフ失敗で追いつかれ、最後はミスが失点に結びつき連勝は4でストップした。