試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。





千葉・パシフィックリーグ公式戦
マリーンズ7―3バファローズ
連敗中のバファローズは、初回先頭の大城がマリーンズ先発涌井の初球を左中間へ二塁打。
福田がきっちり送りバントを決めて、わずか2球で一死三塁のチャンスを作る。
ここでロメロは右中間へやや浅いフライ、犠牲フライで先制かと思われたが、ライト平沢からの素早いバックホームで大城はスタートできず。
それでも二死一、三塁とチャンス続いて伏見がライトへ大飛球を放つが、これまた平沢が追いついて先制を阻止した。
その裏、マリーンズはバファローズ先発ローチの前に簡単に二死となるが、中村がチーム初安打で出塁。
続く井上が右中間を破る二塁打で中村が激走し生還、先制に成功すると、
角中にもタイムリーが出て二死走者無しから2点のリードを奪う。
これで立ち直った涌井は、ゴロを打たせてアウトを稼ぐ投球で順調にイニングを重ねる。
この間に追加点の欲しいマリーンズは安定しないローチから再三チャンスを作るも、あと一本が出ない。
5裏には100球に迫ったローチを攻めて二死二、三塁としてローチをKO。
さらに満塁として福浦を迎えるも、二番手のK―鈴木に抑えられてリードを広げられない。
するとインターバルを挟んだ6表、二死一塁から吉田正が右中間へ14号ツーランを涌井から叩き込み一振りでバファローズが追いつく。
追いつかれたマリーンズだが、K―鈴木から二者連続ストレートの四球を貰い、そこから二死満塁と勝ち越しのチャンス。
しかしここも井上が凡退、二回連続で満塁のチャンスを潰してしまった。
嫌な流れを払拭したのは、ベテランの一振り。
7裏、バファローズ四番手の吉田一から先頭の角中が二塁打で出ると、伊志嶺が意表を突くバスターを決めて無死一、三塁。
このチャンスにここまで三連続凡退だった福浦が、前進守備の二遊間を破るタイムリーで勝ち越しに成功すると、
続く田村がバックスクリーンへ2号スリーランを放ち、一気に4点差。
吉田一は一死も取れずに降板、バファローズブルペンにはまさかのKO劇となった。
8表に伏見のタイムリーで1点を返したバファローズだったが、その裏に金田の2暴投で1点を貰ったマリーンズが三連勝を飾った。