試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。



札幌・パシフィックリーグ公式戦
ファイターズ5―2バファローズ
初回の攻防が大きく明暗を分ける。
バファローズは大城、西野の連打で無死一、二塁のチャンス。
ここでロメロのセンター前への詰まった打球を、西川がダッシュ良く好捕。
ところが二走の大城はヒットになると判断して打球と同時にスタート、西川がさばいた時には既に本塁へ向かっていた。
当然戻れるわけなく併殺になり、続く吉田正のライトへの大飛球は大田がフェンス激突しながらもスーパーキャッチ。結局、無得点に終わってしまう。
その裏、ファイターズは西川と近藤のヒットで一死一、二塁。
こちらは中田が詰まりながらもしぶとくライト前に運びタイムリー、1点を先制すると、アルシアにも二塁打が出て2点目を奪う。
なお二死二、三塁とチャンスは続き、横尾がレフト中段への7号スリーラン。
バファローズ先発山崎福の落ち着かない立ち上がりを一気に攻略、5点のビッグイニングとなった。
バックの守備と大量援護で立ち直ったファイターズ先発高梨は、2回以降少ない球数で順調な投球。
ところが4表、西野、ロメロに二者連続でフルカウントからヒットを許すと、吉田正にもフルカウントから二塁打を打たれて2点を失う。
しかし、なお無死二塁のピンチをしのいでバファローズに傾きかけた流れを絶つと、7表一死で降板するまで先発の役目を果たす。
その7表、二番手で登板したのは宮西。
通算600試合となる節目のマウンドも淡々と打者二人を抑え、見事通算273ホールドのプロ野球タイ記録を達成した。
バファローズ中継ぎ陣もファイターズに追加点を許さず踏ん張ったが、最終的には初回の5点が
ものを言ってファイターズが逃げ切った。