試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。



蘇我・J2SEC19
千葉2―1愛媛
現状打破へ勝利の欲しい両軍。
千葉は前線が愛媛最終ラインにプレッシャーをかけ続け、高い位置でのボール奪取からゴールへ迫る。
愛媛はサイドバックを走らせ、徹底的に千葉の最終ライン裏側を狙う。
千葉は支配率で上回るも、詰め甘くシュートを打ち切れず、愛媛はオフサイドの網に引っ掛かりフィニッシュに至らない。
停滞ムードを破ったのはホームの千葉。
41分、船山のFKが競り合いからこぼれると、反応した高木が振り抜いてゴール右隅に決まった。
ナイスセーブを見せていた元千葉GKの岡本から見事に先制点を奪った。
これで勢いに乗った千葉が、後半開始から攻勢に出る。
分厚い攻撃で愛媛ゴールを再三脅かすと、待望の追加点は60分。
ペナルティエリアで前を向いたラリベイが、絶妙のコントロールでゴールマウスを捉え、2点目を奪った。
このまま千葉は時計を進め、アディショナルタイムは4分。
クリーンシートの見えた91分、愛媛はゴール正面ペナルティエリア外から神田がミドルシュートを放つと、
GKが一歩も動けないファインゴールとなって1点を返した。
これで息を吹き返した愛媛は、残り時間で怒涛のパワープレーに出る。
セットプレーにはGK岡本を上げての全員攻撃を見せるが実らず、千葉が楽勝一転ひやひやものの勝点3をものにした。