試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。




船橋習志野台・B1
千葉80―76琉球
(千葉は東地区優勝)
1Q、まず抜け出したのは琉球。
アウトサイドからのミドル、スリーポイントが高い確率でヒット、終盤にリードを広げ6点を先行する。
千葉はインサイドの守備は機能するが、そこから外へ展開された後のアウトサイドへの対応で後手を踏む。
2Q中盤に最大9点差まで琉球のリードが広がるが、琉球は4つのオフェンスファウルで攻撃権を失ってしまう。
この間に千葉が点差を詰めて、前半は琉球1点のリードで終了する。
3Qに一度は千葉が逆転するも、リードを広げることはできずシーソーゲームに。
琉球がラストプレーを決めて勝ち越しに成功、僅か2点リードで運命の最終4Qへ突入。
その序盤、琉球はアームストロングが5ファウルで退場すると、
再三オフェンスファウルを取られていた琉球ベンチのフラストレーションがついに爆発。
ベンチテクニカルを取られて、ここから千葉の時間が始まる。
約4分間琉球のスコアが止まる間に、千葉はベンチメンバーの石井や西村の得点で逆転成功。
琉球もスリーポイントで点差を詰めるが、残り5分で千葉は連続オフェンスリバウンド確保から粘り強く攻め続け、
石井がスリーポイントを沈めてアリーナの空気は最高潮に達する。
負ければ第2シード消滅の琉球も簡単には諦めず、残り1分からスリーポイント攻勢で4点差に詰め寄り、ファウルゲームに出る。
アリーナの異様な空気が再三両軍のフリースローを落とさせる中、エドワーズの2スローは2本とも失敗。
琉球にラストチャンスが巡るも、ここで痛恨のキックボールでターンオーバー、残り2秒となって勝負あり。
千葉が激戦区の東地区を制して、天皇杯に続く二冠への扉を開けた。