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千葉みなと・B1
千葉97―84北海道
開始から両軍のシュートタッチが良く、交互に得点を取り合って接戦が続いた1Q前半。
膠着状態を抜け出したのは、スティールからの速い展開に持ち込み連続得点をあげた千葉。
終盤に7点のリードを奪い、2Qへ入る。
ところが2Qは一転、千葉は最初の3分間得点が入らない重い流れに。
北海道が追い上げるが逆転は許すことなく、オフィシャルタイムアウト開けからは石井や富樫のスリーポイントで再び突き放す。
しかし北海道も好調なトラソリーニにボールを集め、離されることなく食らいつき、5点差で前半を終了する。
3Qも北海道が追い上げれば千葉が返して逃げる流れで、5点差前後の攻防が続く。
千葉には我慢の時間となったが、中盤に北海道のファウルがかさむとフリースローで1点ずつ点差を戻していく。
7点差に戻った4Q、北海道はトラソリーニとミラーに託して反撃に出るが、序盤でこの両者が4ファウルに到達してしまった。
このスキを千葉が逃さず、一気に連続得点を稼いでオフィシャルタイムアウトまでに二桁点差に広げてケリをつけた。
必死の抵抗を見せた北海道だが、ミラーがファウルアウトになって万事休す。
トンプソンを使えない中トラソリーニが頑張ったが、千葉の壁を崩すことはできず。
2年連続でこのカード全勝をマークした千葉が、3試合を残してついに地区優勝マジック1、王手をかけた。