試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。



船橋習志野台・B1
千葉79―69A東京
富樫、西村とポイントガードが二人負傷欠場の千葉。
スタメンに阿部とチェンバースを起用して1Qを迎えるが、前日同様東京がまず連続得点で波に乗る。
その1Q、千葉のショットをかき出した東京のディフェンスは明らかにインターフェアで千葉の得点となる場面だったが、
判定は東京のリバウンド確保でプレー続行、そのまま東京が得点につなげる。
スタンドからレフェリーに大ブーイングが起きる中、異議を申し立てたパーカーにテクニカルファウル。
ブーイングがさらに大きくなる異様な空気の中、10点差を許した千葉が大胆な策を打って出る。
石井とライオンズを投入すると、なんと本来フォワードのライオンズをガードに配置。
守備のリズムを取り戻すと反撃に転じ、ライオンズの連続スリーポイントで逆転。
2Qはさらに守備のギアを上げ、東京のターンオーバーを誘発する。
このクォーターは東京の得点を11点に抑えた千葉が、11点差に広げて前半を終了する。
3Qは追い上げる東京と、突き放す千葉の激しい攻防が続き、11点差は変わらず4Q勝負。
千葉は3Q終盤にエドワーズと小野が4ファウルと苦しい局面を迎えるが、
両者に代わって出場したライオンズと伊藤がリバウンドとディフェンスに大きく貢献して点差を守る。
それでもリングにアタックする東京の姿勢が千葉のファウルトラブルを誘発。
フリースローで点差を詰めるチャンスを獲得するも、カークが5本連続で失敗するなど肝心の場面で決め切れない。
ようやく一桁点差に戻したのは残り1分、これではさすがの東京も時間が足りなかった。
本来の守備を徹底できた千葉が序盤の苦境を打破、前日の雪辱を果たす勝利。