試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。

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所沢・パシフィックリーグ公式戦
ライオンズ4-10マリーンズ
試合開始30分前のスタメン発表では、マリーンズの2番サードは高濱だった。
ところが開始直前の最終確認で、これが中村に変更された。
アクシデント発生に暗雲漂いかけた嫌な雰囲気を、その中村が払拭する。
初回、マリーンズは細谷が詰まりながらもヒットで出塁すると、
中村の送りバントは三塁線上を転がる絶妙な当たり。
これが内野安打となりチャンスを拡大すると、角中はストレートの四球で無死満塁。
昨晩の10表は無得点に終わったマリーンズだったが、
このチャンスはデスパイネがきっちり犠牲フライで先制する。
さらに一死一、三塁からナバーロの緩い遊ゴロの間に1点を追加、
立ち上がり不安定なライオンズ先発多和田を攻略する。
2表には先頭田村の二塁打から二死一、三塁とすると、
角中の強い三ゴロを金子侑が一塁へ悪送球、ライオンズの拙守が今日もマリーンズに味方して追加点。
ライオンズの反撃は2裏、二死一、二塁から永江が今シーズン初安打。
これがタイムリーとなって、1点を返す。
しかし3表、マリーンズは二死から加藤がヒットで出塁、
田村がレフトへ1号ツーランを放ち突き放す。
ライオンズもその裏、マリーンズ先発スタンリッジの悪送球から無死一、三塁とチャンスをつかむが、
メヒアの併殺打の間に入った1点止まりで差を詰めるには至らない。
スタンリッジの球数が100に迫った6裏、ライオンズは浅村、栗山の連打で一死二、三塁。
山川の遊ゴロで1点を返すと、昨日に続き代打で登場の上本がタイムリーで1点差に迫る。
さらに永江が猛打賞となるヒットでつなぎスタンリッジをマウンドから下ろす。
二死一、二塁と一打同点の場面で秋山を迎え一気に場内は盛り上がったが、
マリーンズは二番手の松永が秋山を抑えてリードを死守する。
7表、マリーンズはデスパイネの四球とナバーロのヒットで無死一、二塁。
ここで鈴木はバントの構え一転強攻策に出てライオンズの裏をかくが、
打球は二塁正面のゴロで併殺になってしまう。
チャンス潰えたに見えたマリーンズだったが、二死三塁から加藤にタイムリーが出て貴重な追加点。
前日はリードを守れなかったマリーンズだったが、
7裏は松永と大谷、8裏は益田がしっかり抑えて最終回へ。
2点ビハインドのライオンズは四番手に佐野を送るが、
鈴木、加藤、田村の三連打で失点すると、
細谷の犠牲フライ、自らの暴投、岡田のタイムリーで都合4失点。
6点リードとなったマリーンズは西野を温存、最後はルーキー東條が抑えてカード勝ち越しを決めた。