試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。

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所沢・パシフィックリーグ公式戦
ライオンズ8-8イーグルス
(延長12回、リーグアグリーメントにより引き分け)
ライオンズ先発バンヘッケンが初回から乱調。
一死後、吉持と銀次に連続四球を与えると、
ウィーラーにセンター前へ運ばれてあっさり1点がイーグルスに入った。
2表には先頭牧田にレフト線、中川に右中間へ連続二塁打が出て1点を追加、
二死後に福田にもレフトフェンス直撃の二塁打、これで3点をリード。
さらに3表、一死ー、二塁で牧田がセンター後方へ大飛球。
捕られると判断した二走ウィーラーのスタートが遅れ、
抜けると判断した一走松井稼が追いつきそうになる場面もあったが、
ウィーラーが一所懸命走って生還、この1点でバンヘッケンをKO。
ライオンズは打線も元気なく、イーグルス先発安樂の前に3裏まで無安打。
ようやく4裏、二死からメヒアにチーム初安打となる二塁打が出ると、
坂田に一二塁間を破るタイムリーが出て1点を返す。
さらに満塁と安樂を攻めると、ライオンズは炭谷に代えて代打上本で勝負に出るが、
初球打ちは力なく投ゴロで一打同点のチャンスを潰してしまう。
5裏にも金子侑の内野安打に盗塁、暴投が絡んで無死一、三塁のチャンスを迎えるが、
外崎の併殺打の間に1点返すものの流れが断たれてしまう。
ライオンズ二番手郭はイーグルス打線を抑えて試合を立て直したが、
6表一死ー、二塁で川本の頭部へ死球、これが危険球となり退場になってしまう。
ライオンズは小石を三番手に起用、まず福田を二ゴロに抑えて二死。
続く吉持を三ゴロに抑えてピンチ脱出と思われたが、
渡辺直が二塁へ悪送球する間に二者生還、再びイーグルスが突き放す。
再び4点差を追うこととなったライオンズは、二死から渡辺直がエラーを取り返すヒットで出ると、
浅村がレフトポール際へ2号ツーランを放ち2点差に戻す。
さらに上本、金子侑の連打で安樂をマウンドから降ろすと、
イーグルス二番手濱矢から秋山にタイムリーが出て1点差に迫る。
流れがライオンズに傾きかけた7表、イーグルスは銀次、ウィーラー、松井稼の三連打で1点を奪うと、
さらに小石の暴投の間に1点を加え再び流れはイーグルスへ。
しかしライオンズも7裏、イーグルス三番手横山を攻めて一死満塁とすると、
浅村の併殺崩れの間に1点を返しなお二死ー、三塁。
イーグルスは左の上本に対し金刃を四番手に送ると、
ライオンズは死球の影響でベンチスタートの中村を代打に送る。
期待に応えた中村はライトフェンス直撃の三塁打、これで2点を返してついに同点に追いついた。
8、9回は両軍共に得点圏に走者を進めるものの勝ち越し点は奪えず、延長戦へ。
ライオンズは10表から牧田を投入、3イニングを抑えて味方の攻撃にすべてを託す。
イーグルスは福山、松井裕、戸村が1回ずつを抑え、ライオンズのサヨナラを阻止。
両軍合計31安打、前日同様に大味な展開になった一戦は痛み分けに終わった。