試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。

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所沢・パシフィックリーグ公式戦
ライオンズ8-9イーグルス
再開初戦、最初の得点はライオンズ。
初回、先頭秋山の四球から二死二塁とすると、
中村がレフト線へ鋭い打球の二塁打でまず1点を先制する。
ところが援護を受けたライオンズ先発牧田が、2表に突如崩れる。
ラッツのヒットから一死一、三塁のピンチを招くと、
岡島の二塁打で同点、続く嶋は追い込みながらタイムリーを打たれて逆転。
イーグルスはさらに松井稼のタイムリーと藤田の内野ゴロで2点を追加、
この回打者一巡の猛攻で一気に4点を奪った。
逆転してもらったイーグルス先発美馬は2裏をきっちり抑えて立ち直ったかに見えたが、
3裏に金子侑、秋山、渡辺直の三連打で1点を失い、栗山の犠牲フライで1点差に迫られる。
ライオンズはさらに中村のヒットで一死一、二塁として美馬をKO。
一気に同点、逆転のチャンスだったが、イーグルス二番手宮川の前にメヒア、木村が連続三振。
しかし4裏、ライオンズは宮川を捕える。
金子侑の二塁打で1点を返し、3点ビハインドを追いついた。
さらに5裏、メヒア、木村の連打で一死二、三塁のチャンス。
ジュニア球宴で優秀選手賞の山川は三振に倒れたが、
炭谷がレフトへ4号スリーランをたたき込み、ライオンズが逆転成功。
6表を抑えた牧田は7表も続投するが、藤田、ジョーンズの連打で無死一、三塁のピンチを招いて降板。
二番手のウイリアムスがボウカーの内野安打で1点を失うが、
なお一死満塁の大ピンチで岡島を併殺、2点差を死守する。
その裏ライオンズは二死三塁とイーグルス四番手福山を攻め、
炭谷がしぶとく内野安打、これで再び3点差に広げる。
リードを守るべくライオンズは三番手にボウデンを送るが、
嶋、聖澤の連打でいきなり無死二、三塁のピンチを招く。
イーグルスはこのチャンスに、途中出場の西田がレフトへ6号スリーラン、ひと振りで同点に。
追いつかれたライオンズはイーグルス五番手斎藤隆から、栗山とメヒアのヒットで一死一、三塁と勝ち越しのチャンス。
打席の木村にカウント2-1でスクイズのサインが出たが、
小飛球に飛び込んだラッツがダイレクトキャッチ、スタートを切った栗山は戻れず一瞬にしてチェンジに。
ピンチの後にチャンスあり、9表のイーグルスは銀次、ボウカーの連打で無死一、三塁。
8表途中から登板のライオンズ四番手岡本篤は岡島を内野フライに抑えて一死までこぎつけるが、
続く嶋の高いバウンドの内野ゴロの間に三塁から銀次が生還、土壇場でイーグルスが再逆転。
このリードをファルケンボーグがきっちり守ったイーグルスが、
両軍合わせて33安打が乱れ飛ぶ激戦を制した。