試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。

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日本平・J1SEC16
清水3-1大分
守備時の大分は3バックに加えて両ウイングが引いて、高い位置での5バック気味に。
この裏を取るべく、清水は右サイドの吉田と竹内がいい連係を見せて何度も突破を試みる。
清水はCKからのシュートブロックを押し込んでネットを揺らすが、オフサイドで得点ならず。
大分もゴール前至近距離からのFKで絶好のチャンスを迎えるが、
肝心のシュートが壁に入った味方を直撃するミスショット。
前半は両軍無得点で折り返す。
後半に入り、清水が徐々にチャンスを増やしていき、大分のシュートが止まっていく。
67分、清水は連続CKの2本目を河井がニアサイドへ入れると、
セットプレーで上がっていた平岡がドンピシャの高いヘッドで仕留めて待望の先制点。
さらに76分、清水は左サイドでFKを獲得するとキッカーは再び河井。
ボールがGKの目の前に入ると、壁の裏へ抜け出したのはまたも平岡。
GKに競り勝ってネットを揺らし、「守備の人」が2ゴールを記録した。
直近2試合では終盤に足が止まって失点を重ねた清水だったが、今日は逆に大分の足が止まる。
86分、清水はバレーが重戦車ドリブルでゴール前へ進出。
相手DFを交わして、最後はフリーで上がった石毛にプレゼントのパスを送る。
石毛はがら空きのゴールに流し込むだけ、駄目押しの3点目で勝負あり。
大分は90分に元清水の木島が「恩返し」のゴールを決めて意地を見せたが、
失点後に前がかりになってからは清水のスピードあるサイド攻撃を止められず。
ホームに戻った清水が、久々のマルチゴールでリーグ再開後の初白星をあげた一方、
大分は最下位脱出が遠退く痛い敗戦。