試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。

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所沢・パシフィックリーグ公式戦
ライオンズ9-7ファイターズ
ライオンズ岸、ファイターズウルフ、開幕シリーズで黒星を喫した両先発。
先制はライオンズ、1裏二死一、二塁からヘルマンがセンター前ヒット。
陽のバックホームと二走栗山の競争になったが、大野のブロックを吹っ飛ばした栗山の勝ち。
ファイターズの反撃は3表、先頭西川がヒットで出塁すると、
続く陽の二塁打で一塁から西川が一気に生還して、まず同点。
さらに今浪がバントをしっかり決め、小谷野は飛距離十分の犠牲フライ。
各人が役割を果たして、逆転に成功する。
しかしライオンズもその裏、先頭片岡がヒット、秋山が左中間を破る二塁打ですぐ同点。
続く栗山がストレートの四球を選ぶと、マウンドに通訳とトレーナーが向かう。
故障発生のウルフは降板、緊急登板の矢貫からヘルマンが二打席連続のタイムリーを放ちライオンズが再逆転。
4表を三者凡退に抑えて立ち直ったかに見えた岸だったが、5表に自らの暴投でピンチに。
小谷野の犠牲フライで同点となったところで無念の降板となった。
この日のライオンズは「取られたら取り返す」。5裏、二死二塁から浅村のタイムリーで1点を勝ち越し。
その浅村のエラーから6表に無死一、三塁のピンチを迎えたライオンズだったが、
イニング跨ぎの坂元が5表に続いて無失点で切り抜け流れを呼び込む。
すると6裏、ライオンズは片岡がバックスクリーン左へ1号ツーラン、はじめて2点差以上がつく。
しかしファイターズもしぶとく、7表にホフパワーのタイムリーにエラーが絡み、2点を返して1点差に。
負けじとライオンズも坂田のタイムリーで1点追加して突き放せば、
ファイターズは8表に二岡の内野ゴロの間に1点を返して食い下がり、
さらに5番手サファテから小谷野がタイムリーを放ち、またまた同点。
追いついたファイターズは8裏から増井を投入して勝利への執念を見せる。
ライオンズは先頭片岡のヒットからつないで、一死満塁とチャンス。
ここでヘルマンが粘って押し出し四球を選び勝ち越し、さらに坂田は押し出し死球。
両軍先発の不調が招いた4時間オーバーの乱戦は意外な形で決着がつき、ライオンズが連敗脱出。
ファイターズは得点した裏の守りで全イニング失点。粘り及ばず、連勝ストップ。