日本平・J1SEC26
清水1-1京都
現在最下位の京都の課題は、立ち上がりの失点癖。
清水がそこを逃さず、開始4分で先制する。
ニュートラルゾーンで相手ボールを奪った原が、
ドリブルで一人を交わしてミドルシュート。
低い弾道でワンバウンドしたボールはGKの指先をかすめて、ゴール左隅に突き刺さった。
その後は京都のカウンターを警戒したか、清水の攻撃に前へ出る強さが見られない。
次第に京都がペースをつかむが、こちらも決定的場面を決め切れず後半へ。
互いにゴールへ迫るが詰めを欠き、アディショナルタイム突入寸前の89分、
京都はクロスに飛び込んだディエゴのゴールで、しぶとく追いついてドローに持ち込んだ。
あと一歩の所で勝点3を逃した清水イレブンに、スタンドからは激しいブーイング。
負傷者が続出してベストメンバーが組めないチームに、勝利は何よりの良薬になるのだが…