maybe 1 | 翔潤大好き♡ちひろのきまぐれ妄想ブログ ~ときどき他CP~

翔潤大好き♡ちひろのきまぐれ妄想ブログ ~ときどき他CP~

主に翔潤の妄想小話を書いています♡(*´∀`*)人(*´∀`*)♡
翔潤だけでなく、3人ももちろん大好きなので全員を取り上げていますʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ
その他にも嵐の番組や翔潤が取り上げられている雑誌などを、独自の視点からの愛で叫んでいるブログです(ノ´▽`)ノ♪

『あなたって面白みが無くてつまんない

顔が好みだから付き合ってみたけど
いつだって仕事仕事仕事
それに会ってもなんの刺激も無いし
だから私たち、もう別れましょ』

久々に彼女と過ごせる時間が出来、予約がなかなか取れない事で有名なこのお店に来れた事に満足していたのは俺だけだったようだ

けどさ、俺のどこがいけないんだよ?
男は仕事が出来てなんぼだろ?
ステータスを手に入れる為にも、仕事が出来なきゃ話になんねぇじゃん
それに下世話な話だけど収入にも直結するんだ
安い給料じゃ、こんな料理も食いに来れねぇし、お前が欲しがるような高価なプレゼントも買ってやれねぇんだぞ?!
お前にさ、俺がどれだけつぎ込んだと思うんだ
そんな憤りを感じながらも、必死に押し殺している俺の横をサッサと歩み去って行った
くそっ、ふざけんな!

『櫻井様
お連れ様がお帰りになられたようですが。。
この後の料理はいかが致しましょうか?』
『このまま2人分を持って来て下さい
俺が両方食べるんで
そう答え、味わうというよりもフードファイターのようにただひたすらかきこみ、フルボトルでオーダーしていたワインも全部飲み干した

そこまでは何となく覚えているのだが。。
俺の横に寝ているこの人物
一体誰なんだ?!

お互いに裸
綺麗な顔をしているけど男だよな。。
あっ、そうだ!
この人は昨日、俺にサーブしてくれていた人じゃ?!

しかしそれがどうしてこうなっているのかの状況が全く飲み込めずに頭を掻きむしっていたら、長い睫にふちどられた瞼がゆっくりと開き、またつぶってと数回繰り返された後に俺の姿を捉えたらしく微笑んだ
その笑顔はまるで絵画のように美しく、さっきまでの動揺はすっかり忘れて見惚れてしまった

『あの、そんなに見ないで貰えます?』
『あっ、ゴメンなさい!
つい。。
あっ、それでそのぉ、これっていうのはどういう。。
昨日俺は酔い潰れてしまったんですかね?
実は食事の後の事を全く覚えてなくて。。』
『厳密に言えば潰れてはいないかな?
会計をされた後、俺を連れて帰ると言い出して離してくれなくて、そこから酔いが回ったのか足もおぼつかなくなっていたからマネージャーが送って差し上げなさいって』
『俺、そんな事を?!
ホント、すみません!!
なんとお詫びをすればいいやら。。』
『お詫びなんて良いですよ
俺も久しぶりに人肌を感じたからか、ぐっすりと寝られたんで』
『ひ、人肌って
それにお互い裸って事はやっぱりそのぉ。。』
『裸?
ホントだ?!
抱きつきまくられはしていたけど脱いだ覚えは無い。。』
そう言って互いに固まった

『でも俺、今まで男とヤッた事が無いから。。
『俺も有るわけない!
現に昨日まで彼女が居たし!』
『じゃあ、大丈夫なんじゃないですか?
取り敢えずそういう事にしておきましょう』
そう言って服を着ると、そそくさと帰って行った

あっ、そういや俺、彼の名前も聞いてなかったな
まぁいっか
あのお店に行けば分かる事だし
また近いうちに行けばいいよな
そう思った