Crazy Moon 8 | 翔潤大好き♡ちひろのきまぐれ妄想ブログ ~ときどき他CP~

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主に翔潤の妄想小話を書いています♡(*´∀`*)人(*´∀`*)♡
翔潤だけでなく、3人ももちろん大好きなので全員を取り上げていますʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ
その他にも嵐の番組や翔潤が取り上げられている雑誌などを、独自の視点からの愛で叫んでいるブログです(ノ´▽`)ノ♪

『今日の稽古はこれまで
潤之助、お前は同じ年の七之助と比べてどうも子どもっぽすぎる
今日は社会勉強に行きますよ
30分後には出るから早く着替えてきなさい』

桜が散り始めたある日の稽古終わりに、とと様からそう告げられた
とと様の言う事は絶対
今年中学生になった僕は、確かに周りと比べとても小柄な上に痩せっぽちだ
その上、まだ声変わりもせず高めの声も幼い印象を与えるのかもしれない。。
しかし社会勉強で子どもっぽさって消せるのだろうか?
そう思いながら用意をした

道すがら、何も話してくれない
だから三歩後ろからとと様の背中を追う
僕は幼い頃からこの背中をずっと追い続けてきた

潤之助、着きましたよ』
ようやく僕の顔を見たとと様がそう言った
そしてまたクルリと背中を向けて中に入って行く
その後を僕も追うと中から女将さんらしき人が出てきた

『あら、孝太郎さん!
全然来てくれないから、他の所に心変わりされちゃってもうすっかりここの存在を忘れているのかと思っていましたよ
覚えていて貰えて良かったわ』
『ご無沙汰しております
今日は息子の 筆おろしをお願いしたくて』
『まぁ、潤之助くんの?!
なんて光栄な事!!
ウチの一番をお付けしますわ
ささっ、どうぞお上がりになって』
そう言って訳の分からないまま奥の部屋へと案内された
そこには何故か一組の布団が敷かれ始め、それが終わると僕一人だけ残るように言われ2人は出て行った