なんだかんだと見逃していたマイレージ、マイライフを見ました。

くそー、なんでジョージ・クルーニーは人の首を切っても
失恋してもかっこいいんだ。
「ホリデイ」でジュード・ロウが演った、失恋して泣きじゃくる男と比べて
格段にかっこいい。リアリティは無い。けどかっこいい。


マイレージ、マイライフ [DVD]/ジョージ・クルーニー,ヴェラ・ファーミガ,アナ・ケンドリック

¥2,940
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一人で暮らしていく方が、結婚して色々と面倒を背負い込むよりも快適だと思ってきた主人公(ジョージ・クルーニー)が、
行動や仕事への姿勢が自分と似ている女性(ヴェラ・ファーミガ)との恋愛を通して、
「やっぱり、守るべき寄り添うべき相手が必要かも!彼女なら・・!」みたいに思えてきたのに、
相手には夫も子供も居て撃沈。

っていう、年齢を重ねたステージでの恋愛ネタと、

ITスキルは高いものの対人認知が微妙(に見える)新人と、
IT音痴だけどこの道(リストラ代行)のプロで人間の幅が広めの主人公とが、
仕事へのアプローチの違い(デジタルとアナログ)を通して衝突したり成長したりする。

っていう、ジェネレーションギャップネタと、、

田舎を捨てて都会で暮らしている人が、故郷に対して愛情と疎ましさを両方いっぺんに感じる

っていう、上京ネタ。


全体のテーマとしては、わりとよくあるような、
「これこそが重要だ、全てだ」と思ってきた価値観が崩れる時の人間を描いている作品で、
ストーリー展開とかに特別な巧妙さは無いのだけど、
感情移入のし易い しがないサラリーマンたちの設定なので、
妙に気疲れしたりせずに楽しめました。
※しがない、とはいえ、出張続きだしお金もあるみたいなのでなんだか暮らし向きはいいんですけど。


ていうか、私、この仕事やりたいなーー。