こんにちは。
ミツヴァのちひろです
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「最近、階段を下りる時に右膝が痛くて…」
と、生徒さんからご相談を受けました。
階段の膝問題あるあるですね〜
「少し横向きで下りると、痛くないので、今はそうしてます」
素晴らしい
対処法を見付けれました!
(そこに痛み解決のヒントが隠れてます!)
「階段って上る方が膝に負担かけそうなのに、上る時は何ともないの!」
その通り!下りる時の方が、膝に負担をかける事が多いです。
「どうしたら良い?」
と、実際に階段を上り下りして、見せてくださいました。
そして、ちょっとしたヒントで、痛みが出なくなりました。
ポイントは、股関節・骨盤。
最近は、”膝を曲げた時に、膝が爪先より向こうに行かないように!”というのは、よく聞くと思います。
そう。爪先より向こうまで膝を曲げてしまうと、膝関節に多大な負荷が掛かってしまいます。
階段を下りる時、まさにこれと同じ事が起きてしまってるケースが多いのです。
立ってる方の膝を曲げながら、反対の足を前下方へ下ろす為、重心が前に移動してしまい、立ってる方の膝に負荷が掛かって痛みを誘発している。
そこで大切なのが、
曲げていく膝が爪先より向こうに行かないように、しっかり股関節を使うこと。股関節を後ろへ折る(おじぎする)ことです。
ご相談者さんも、右の股関節をしっかり折って使ってみると、階段を下りるときの痛みが出なくなりました。
階段を下りるときは、股関節を折る
下腹部をスッと引き上げる感じでね
加齢とともに、筋力の低下や軟骨のすり減り…。色々起こってきますよね。
そんな身体を、丁寧に使っていく。使い方を工夫していく。
身体を労わり、大切に扱ってあげる。
”痛み”はその可能性を教えてくれる、”カラダからのサイン”です
ちひろ